SONY LF-S50G スマートスピーカー
ソニーのブルートゥーススピーカー
ソニーのブルートゥーススピーカーの話です。
これはアップルのHomePodと同様に、スピーカー機能と同時にGoogle Homeと呼ぶスマートスピーカーでもあります。
まずスピーカーの音質ですが、そこそこの重量があるため低音がしっかりとでます。高音域がすっきり抜ける感じはしませんが、普通に聞く分には申し分ない音質です。ただ音楽専用のスピーカーと比べれば、やや頼りない音ではあります。ラップトップやiMacの内蔵スピーカーと比較すれば大幅に音質は良いので、それとの比較では十分です。
貧すれば鈍する
このところ心配するのは、ブルートゥーススピーカーのレビューをみていると「サイズの割には良い」とか「価格の割には良い」など結局は「そこそこ」だという訳です。これには長年(安いとは言え)セパレートタイプのオーディオでアンプを別に用意してスピーカーを鳴らしていた身として、やや危惧しています。
皆、本物を追うのではなく「そこそこよければ良い」と100点を追わない80点で満足する、二級の感性に終始する姿勢が、デフレ社会で貧困化した「貧すれば鈍する」を地で行く世相を表していると感じられ、後進国日本・・・はもとよりグローバル化で平均化された世界全体が、二級品を志向しているのだと思わずにはいられません。
今後に期待する事
スマートスピーカーに「Hey Siri」とか「Ok Google」などと話しかけるのはおじさんとしては恥ずかし限りですが、これが更に進み、例えばGoogle Chromeと連動し音声でPC内のファイルを起動できるのであれば、かなり楽になり仕事も効率化するので、今後はそこにも期待しています。
現状は天気予報や音楽を聴く程度です。しかし調べ物も可能であり使ってみれば色々と発展の可能性はありそうだと感じました。
新しい物に飛びつくのは、大人としては少々滑稽な感もありますが、仕事に役立つのであれば取り入れたいと思います。