CB1300SFのFGを分解確認

 イタリアから届いたFGを、早速分解しています。

 SC54に使うFSM11です。全てのFGをイタリアから届き次第分解するわけではありませんが、問題がありそうな品は分解するようにしています。当該ダンパは上下の取り付け部を、ゴムブッシュからオプション設定のピロボールへ変更しています。

 シム組は以前の物とは若干変更してありました。これは好ましい方向へ進んだと思います。

 最初の写真は、分解したシリンダ内部を吹いたペーパータオルです。黒く汚れているのが分かります。これは製造途中の加工で塗られた油を、ダンパ組み付け時に洗浄していない証です。ちなみにオーリンズの新品を分解して、同様の事をした場合は、このような汚れは見られません。

 ガスの圧力等も以前よりも突っ込んだ仕様です。一般売りしている中ではかなり冒険している値でした。私自身も実験を行った結果で「乗り心地が良いと体感できるなかで、害の無い範囲」で変更してあります。

 このダンパを取り付ける車両は、フロントフォークも大幅な改良を施します。他の点はまた後日記事にするつもりです。 

 

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