CBR400RRのFG

 茨城県のK2プロジェクト様から依頼があり、CBR400RR、LCGフレームの型にFGサスを取り付ける作業を行っています。

 過去に松戸市五香の小林モータース様の社長さんが個人所有していたCBRにFQE11を造り、スプリングレートや減衰に加え、サーキットでの実走した経験も持ち合わせているので、ショックの基本は大体掴んでいます。今回はリザーブタンクや油圧のイニシャルアジャスターも欲しいと希望されたために、ホース連結のFQT31ではリザーブタンクを取り付ける場所の確保が難しく、タンクが一体なうえに省スペースなFFX31をベースに選びました。

 FGの特徴でもある、動きの滑らかさとFFXなどのツインチューブの特性、減衰の立ち上がりを活かした街乗りでもサーキットでもギャップや段差を上手にいなす、高品質な乗り味を実現します。しかし、「高品質な乗り味」は「ハイクオリティーライド(ドライブ)」とでも称すのでしょうか、速度の「速い遅い」や単に「乗り心地が良い」ではない「走りの質感」をお客様に体感頂けるように、フロントフォークやリアショックなどのサスペンションを通して、実現したいと思います。

 今日中に仕上げるつもりです。完成した写真などはまたブログ等に上げますので、少々お待ちください。

 

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