FGのツインショック分解

 五月の連休にフロントフォークをプレミアムライン・プラスでオーバーホールを行ったCB1300SBですが、今度はリアショックのオーバーホールを依頼いただきました。

 オイル漏れもなく1年10ヶ月で15,000kmの使用です。お客様はなぜオーバーホールを決断されたかと言えば、フロントフォークの動きが格段に良くなってしまい、その動きにリアを合わせられない為に、フロントフォークの質感に見合った作動性をリアにも求めたからです。

 フロントフォークのオーバーホールは、プレミアムライン・プラスと呼ぶ作業内容です。このプラスがつく意味は、当社がこれまでに実践し得てきた作動性向上やシム組の変更を行う、定価設定のない裏メニューです。
 その為、サスペンションの形態により、金額は大きく変わります。このCB1300SBは以前にスプリング交換、減衰特性の変更、カートリッジの改造によるフルアジャスタブル化を行ってありました。
 そこまでしてあっても「プラス」で作業する余地が大幅にあり、オーバーホールを行いお客様にはその作動性、減衰特性に驚いてもらえました。

 今回預かるFGのツインショックも内容はプレミアムライン・プラスです。必要な部分は全て分解を行い、微細に手を入れてゆきます。特にこれまではイタリアで設定した減衰特性に対し、少し疑問を持つ様になり少しの組み替えを考えています。

 分解の写真でご覧いただける様に、シールヘッドを抜いた写真では泡立ちがみられません。これも徹底したエア抜き作業による恩恵です。エア抜きが充分でなければこの段階において、振りに振った炭酸水の蓋を栓を開けたかと勘違いするほど、泡が溢れてきます。
 エア抜きの重要性は分解時にも強く感じます。観察をじっくり行えば多くの事が見えてきて、その事象を繋ぎ合わせ答えが求められます。

 取り付けを行ったお客様の評価が今から楽しみです。

 

 201995103215.JPG201995103326.JPG201995103341.JPG201995103412.JPG