ifi audio xDSD GRYPHONを紹介

 一つ前のブログで少し紹介したグリフォンですが、今回は製品に焦点を当て紹介します。

 価格
 私はeイヤホン秋葉原店で中古の美品を購入しましたが、価格は69,900円でした。新品はAmazonの最安値で78,000円でした。

 eイヤホンでの販売価格は82,500円なので概ね1万円以上は安価に購入しています。

 最近はオーディオ機材を購入する頻度が高く、気に入らなければオークションに流す事が多いため、中古を主に購入していました。

 外観
 バイク、車好きなら金属筐体には惹かれますね。

製品ロゴ。
全体の俯瞰。

 重量はiPhoneminiと同等程度で、扱いやすい重量と大きさです。昨日の散歩はこれをズボンのポケとに入れて40分ほど歩きましたが、不具合はありませんでした。

本体左側。中央のボリュームノブを押すと起動します。
本体右側。各種の入力はこちらから行います。

 製品概要
 発売元のTop WINGのYou Tubeに製品概要があるのでリンクをはりますので、興味のある方は御覧ください。
 私は4.4mm5極バランスケーブルで聴くのがすきですが、十分な出力がありHD650のような鳴らすのに駆動力の必要なヘッドフォンも問題ありません。

 クイックスタートガイド 
 実際の使用に関してはやはりTOP WINGのYou tubeにクイックスタートガイドがあります。それほど難しくありませんが、観ておくと悩む必要が無いので助かります。

 使った感想
 音質はかなり良いです。WalkmanのWM1AM2と比較してもほぼ、遜色のない音質です。これをPCやiPhoneにUSB接続すれば音質劣化なく聴くことが出来ます。

 ブルートゥース接続も簡単で、劣化も少ないので楽しく聴くことが出来ます。

 何より良いのはPC、タブレットや携帯など接続先を選ばない点です。WM1AM2もUSB DACとして使えますが、USBポートが一つしか無いので、バッテリー切れが心配になります。しかしグリフォンは電源用と入力様に2つのタイプCがあり、使い続けても電源の心配がありません。

 アンドロイドはしりませんが・・・
 私の携帯はiPhone12miniで、ずっとIOSしか使ってきませんでしたのでアンドロイドがどうなっているか知りません。ただWALKMANのA105 ,ZX507にWM1AM2のすべてがAmazon Musicとの接続性がとても悪いので、わりと不愉快です。

 つながらないので結局Youtube Musicを聴くとなると、音質が悪くなる訳で何のためのWALKMANなんだろうか?と自問することになります。

 それに比してグリフォンはDACアンプなので、それ自体に音楽を鳴らすことは出来ませんが、携帯電話の高い利便性を使えるのは何より便利です。これがウォークマンを売ってグリフォンを選んだ要因の一つでもあります。

 音質
 iPhoneとグリフォンの組み合わせと、WM1AM2との比較です。

 前者はかなり良い音と感じますし、高品質DAPを知らなければ最上級と言えるほどです。しかし後者の音を聴くと、iPhoneとグリフォンの組み合わせは少し音場の上下幅が狭いように感じます。とくに低域の輪郭がぼやける気がして、メリハリが欠けます。

 しかしその差はホンの少し。WM1AM2を100点とするならグリフォンは95点近くはあるように感じます。価格差と使い勝手を考えると、私にはグリフォンが良いと判断しました。

 組み合わせ

グリフォン、iPhone12mini、D-7200にノブナガラボの霧降。

 上の写真の組み合わせはグリフォン8万円、ヘッドフォンのD-7200が約9万円でノブナガラボのケーブルが1.5万円ほどです。合計で20万円弱。

 ウォークマンが15~17万円ですから、ヘッドフォン(またはイアフォン)を含めて一式揃います。最初から高くても良い音を聴きたい方にはお勧めの組み合わせです。もちろんヘッドフォンやケーブルは好みの品を選べばもっと安価に収まります。

先日購入したFinal A8000。

 常にヘッドフォンでは使いづらいため、イアフォンも併用します。こちらは新品で20万円弱のFinal A8000ですが、B級品を同じくeイヤホンで買い求めました。傷が有り欠品もあったため10万円と安価に入手できましたが、音質は十分なので私は満足しています。

 iPhoneとグリフォンにA8000の組み合わせも良い音がなります。よく製品同士を組み合わせれば、悪くなることはありませんので、安心して聴けます。

 まとめ
 電源の問題や接続機器を選ばず便利に使える点では、グリフォンは素晴らしい製品です。自宅でもスピーカーではなくイアフォンやヘッドフォンで音楽を楽しむ方には良い選択肢です。

 さらに携帯電話の利便性をそのままに良い音で聴きたい方や、PCで音楽を聴くだけでなく動画編集等の作業に用いる方にもお勧めです。
 動画編集様にオーディオインターフェースを使っていますが、今後はグリフォンを経由して編集の音を確認するつもりです。

再生機器とイアフォンを探す旅路を終え、ヘッドフォン選びが始まるのか?今のところ出発するかは未定です。

 これ一つでDAPが不要になるのであれば、価値のある買い物になるはずです。

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