結局は押井守

 子供の頃に、小学校から戻りアニメを見ているとパトレイバーが放送されていました。

 特に大好きなアニメではありませんでしたが、夕方放送されていた事もあり、哀愁を感じる作品でした。

 後年、テレビで見たのか定かではありませんが、映画版第二作は一度見ただけで妙な面白さを覚える、不思議な記憶を刻む映画であり、その感覚を引きずったまま数年後に攻殻機動隊の映画を観ることになります。 

 攻殻機動隊を最初に観たのは、バイク便の仕事を辞め暇と小銭を持っていた時期です。この時に色々な洋画やアニメをレンタルビデオで観た中の一作が攻殻機動隊です。これも何度見ても面白く、その後に数度にわたりレンタルで観ました。最近ではイタリア語学習用に、輸入盤まで買う始末です。

 これらの監督が押井守だとしり、氏のエッセイなども読みましたが、なかなか面白い視点を持つ方で、今にして思えばかなり影響を受けていると言えます。宮崎駿さんと押井守さんの映画は、カリオストロの城、ラピュタ、ナウシカ、魔女の宅急便、紅の豚、パトレイバー、攻殻機動隊の7作品を合計すると相当な回数を観ています。

 押井さんの作品は、緊迫はしているのに洋画的な分かりやすい盛り上がりで引き付けない、話の展開で興味を持たせる手法が良いのかも知れません。氏の魅せ方や作品作りにつていは、もう少し自己の中で考察を深めてみたいと思います。

 

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