満足を得るために

 本日の朝、当社が独自に制作を依頼した封筒、クリアファイルが届きました。

 先日の段ボールも同様ですが、お客様の手元に届いた品がデザインされた段ボールから出された瞬間、美しい封筒を認めるところを想像して製作しました。もちろん、ダンパー本体の機能、品質が担保されているのは当然としたうえです。

 濃紺の封筒はプレミアムラインのオーバーホールを依頼くださったお客様へ宛てた書類を入れるのに使います。表面に「per il cliente speciale」とあり、特別なお客様へという意味のイタリア語です。

 裏面には当社の社名と併せ「da Kashiwa」と記し、柏の地を強調しています。柏はバイク乗りからすればなんの特色もない土地ではありますが、当社の近くは軽く流すには楽しい道と、筑波サーキットやツインリンクもてぎ、茂原ツインサーキットへも近く意外とバイク乗りにとっては都合の良い土地柄です。

 他方、灰色の封筒は用途を問わずに、当社から発行する書類のほとんどをこれに入れる予定です。これは再生紙を使用したライナーグレー封筒という名の品ですが、価格は安いそうです。ですが、私が提供したい価値は「価格が高いから良い」ではなく、「原価が安くても良い物に価値を持たせ、価値に見合った価格」を払いたいと言うのが本音です。

 全ての納品物において私が関わったのはデザイン面のみで、業者の選定から発注まで含め、全て梅山が主となり小野寺と話し合い進めてくれました。以前の当社ならばダンパーに関する作業以外のほぼ全てを私が動き決めていました。今はなるべく自分の手から離すように心がけており、それに答えて社員が良く動いてくれとても助かっています。

 

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