オイル開発、NSF250Rのサスペンション

 今年は長年の付き合いのある広島高潤の飯盛様が、56Racingをサポートして頂いているので、色々な話し合いの中からフォークオイルの新作を合同で作る事となり、その第一弾でNSF250Rのサスペンションをオーバーホール時に使用致しました。

 作業を終え手で押した瞬間に何か違うと感じ、その感触を開発者の飯盛さんに伝えたところ、私の感想と合致したので安心しました。今年はこのオイルの開発を行い、広島高潤様との間で合意に達した段階で販売を開始いたします。

 広島高潤様でも一般販売する品なので、皆様も購入して頂ける通常の商品です。価格は現在のオイル(定価2,700)よりもかなり高額になりますが、価格以上の出来だと感じました。

 NSFのオーバーホール時期についてですが、リアはブラダによるガス保持を採用しているので、かなり早期のメンテナンスが必要になりそうです。フリーピストン型では気体との接触面がOリングの面だけなのに対し、ブラダは全面がゴムなので透過する量が圧倒的に多くなります。

 今後は中野監督と相談し、レース毎か、特スポ終わりの予選前に現場でオイル交換が必要だと感じました。今回は前後ダンパー共に、消耗品はすべて交換しました。ある程度の期間でシムなども交換対象になると思います。

 2016422221020.JPG2016422221055.JPG2016422221115.JPG201642222123.JPG2016422221224.JPG