楽しいバイクを造る為に
ドカテイのモンスター400を調整しました。
調整機構はリアのイニシャルだけしか動かせないので、フォークのイニシャルを掛けるためにMCナイロンでカラーを製作しました。13~15mmが狙いどころだと思いましたが、乗り手と使い方を考慮して10mmとしました。
試乗した感触はフォークの動きが極めて速いので、本質的にばね定数を上げると同時にダンパーを効かせる必要がありますが、変更点を最小限にとどめるにはカラー追加が一番安価に済みます。
モンスターは車格も丁度良く、乗り味が楽しいと思います。初期型の900モンスターを所有していた身としては、少々思い入れのある車です。しかし、400はタイアサイズや車重、トルクなどを考えると600ccは欲しい気がします。それならもっと楽しくなりそうです。
旋盤のアダプターとチャックの芯出しを行ったので、ブレもなくなり綺麗に仕上がりました。チップも先端のRを0.2と0.4それに0.8を試し場面によって使い分けます。基礎的な機械加工の知識がないので、実践から学んでいます。