早速、仕様変更

 先週納品したR25用のFFX31(オーリンズで言うところのTTx)が筑波サーキットでテスト走行を行い、問題個所を洗い出し、早速仕様変更に戻ってきました。

 自由長とバネ定数は実績のある数字をそのまま引き継いだおかげで、純粋にダンパーの問題に焦点を絞ることができました。具体的には圧減衰が強すぎるので、先ずはそれを適正値にしてからテストを続ける運びとなりました。

 実車があれば取り付け、手押しとまたがった感触でかなりの部分を判断できるのですが、今回は先方のメカニックの方の感触だけが頼りです。ですが、昨年FQTのセットアップをお願いしていた方なので、こちらはその方を信じ言葉通りに仕上げます。それもまた良い経験になると思います。

 4月の全日本はテストも不足しているのでFQTで走るようですが、準備を行い急遽FFXを使うことになっても現場対応可能なように、何とか時間を取りたいと考えています。前述のホース連結型のFQTは、改善加工が功を奏して、かなり望み通りの動きをするようになったようです。

 

 2017327184416.JPG2017327184349.JPG