アウディのRS6plusに乗りました。
昨日納品へ訪れたK2プロジェクト様のお客様で、アウディのRS6でお越しの方がいらっしゃり、なんと運転させてもらいました。
パッと見て大柄で左ハンドルだったので、珍しいなとは思いましたが、詳細を伺って更に驚きました。
予備知識なしで運転したところ、最初はハンドルの軽さが気になりましたが、30㎞以上からグッと手応えを感じ取れるようになりました。低速でアシストを多めにして運転を助け、速度が乗るとスポーティーな設定になる様です。そこから左右にハンドルを入れてゆくと、ボディー剛性の高さに感動します。かなりカッチリ仕上げてあります。赤信号で完全停止する際、あえてブレーキを抜かずにカクっと止まってみましたが、揺れが極めて小さいので、各部のブッシュもかなり硬度の高いゴムを使っているようです。
タッチパネルを操作すると、ダンパーの設定を変更できるのですが、どの設定でも上手にギャップをいなして不快感は皆無です。
エンジンはV10のツインターボで、詳細な確認はしていませんが、600馬力近くありトルクの値が66kgなようです。湾岸ミッドナイトに出てくる車両と同じです。
オーナーさんの運転で、速度の乗る道を走って下さいましたが、フロントが重い車両で高度なバランスをとって綺麗に鼻先がインへ入ってゆきます。これはフロントヘビーな基本設定に、四駆の構造を有する為に重量が分散するお陰で前後重量バランスが良くなり、車重2000kg以上もありエンジンの重量比率が下がる事で、前が少し重い程度の車になっています。これは重い車の利点だと考えています。
凄い車を運転する機会を得て、とても嬉しく思いました。持ち主の方は気前よく運転させて下さり、感謝以外に言葉が見当たりません。