S1000XRのリアショックをローダウン

 BMW/S1000XRのリアショックを改造しました。

 足つき性向上のためローダウンの依頼があり、仕様変更を施しています。

 2018年まではドイツのザックス。2019年以降はイタリアのマルゾッキの戦後ショックが採用されています。一般には前者の方が高性能だとされていますし、事実細かい部分の造りや企業としての知識、見識の深さは驚くべきものがあります。しかしこのS1000系の前後ショックに限った話では、後者のマルゾッキに軍配が上がります。

 調整範囲(分解して減衰を抜本的に変更できる)の広さ、エア抜き等がしっかり行えるようにあなっており組み立て精度が良いなどがその判断の主な基準です。

 ローダウンは特別難しい作業ではありませんが、手法を間違うとコネクタや配線をだち切ってしまい非常に面倒なことになりますので、その手順は慎重に行う必要があります。

 前後のローダウンはサスペンション単体で預かると概ね20〜25万円(ローダウンの下げ幅により変化)です。

 

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