夫婦喧嘩は猫も食わぬ
結婚するずっと前に読んだ、イタリア語翻訳者の田丸久美子さんの随筆にあった一文が印象的です。それはあるイタリアの老夫婦が言った言葉で「最近の人はすぐに離婚するが、色々あって年を重ねやっと夫婦の味がでる」とありました。
先週、妻と喧嘩をして一週間殆ど口をきいてもらませんでした。今回は自分から折れるのではなく、どうにか本音を伝えお互い理解し合えたように(自分勝手に)想像します。
夫婦はもちろん、親兄弟、友達、お客様に対しても良い事ばかり言うのではなく、厳しい事でもしっかり伝えるのが愛だと思います。しかし、お客様の機嫌を損ねるのも良くありませんので、なるべく丁寧に心を尽くして伝えようとは思いますが、持って生まれた物はどうしようもなく、割とストレートに言ってしまうのが自分自身の良くない点だと自覚しています。妻の機嫌を損ねないよう気をつかうちに、その辺りが少しは改善したかしらん?などと感じたこの頃です。
夫婦喧嘩は犬に限らず、猫も食べませんよね。