金縛り体験と考察
金縛りは稀に体験します。
20代中盤辺りから金縛りにあうようになり、最近でも起こります。
イタリアへ行った際、ローマのあるホテルの一部屋で金縛りにあいました。翌年同じホテルの同じ部屋で、また金縛りにあいました。これは何かあるのか?と疑いましたが、ローマは古い建物が多いので、過去に殺人事件でもあってその霊がいるのか?などと少し心霊現象を信じそうになりました。
昨年も自宅で寝ていたところ、金縛りにあいました。体が動かない状態で、階段を上る音が聞こえ扉があき、足回りの布団が沈む感触がはっきりとあり「これは泥棒か強盗か?」と思ったところで意識を失いました。
朝になり、カミさんに金縛りの話をしたのですが「そういえば珍しくう~、う~とうなっていたよ」と言われました。妻が先に起きて、私の布団の足元を通り、扉を開け階段を下って行ったのを、私は金縛りにあった状況で妻の行動を逆再生していたようです。
これにて金縛りは心霊現象ではなく、脳が生み出す錯誤なのだと確信した次第です。しかし、一番怖い体験でした。