鈴鹿テスト、ダンパー開発
昨日は鈴鹿サーキットでNSF250Rの前後ショックを試すべく、鈴鹿サーキットへ乗り込みました。
全日本の筑波では煮詰め不足により日の目を見なかったFGですが、テストを重ねやっと良い物が出来ました。今後も改良を続け問題点を潰してゆきますが、ライダーからは合格ラインぎりぎりの点数をもらいました。早く実戦で試してみたいです。
ダンパー自体の動きがとてもよく、縁石に乗っても暴れずに加速することがでようで、この辺りはダンパーテスターの評価とも一致します。減衰の設定がある程度の精度を出せたおかげで、スプリングレートも変更して更にセットアップを進められました。
調子が良かったために、4本目の走行ではフロントフォークもテスト出来ました。こちらはポン付けで何の不満もなく、大きく変更した減衰やオイルロックピースの動きが当たったようです。
もちろん課題もあり、リアサスの真横を通るエキパイからの熱がダンパーを熱してしまうために、走行の後半がきつくなります。これは幾つかの改善点を考え、再度テストを行いたいと思います。
全日本優勝ライダーから及第点をもらえたので、やっと枕を高くして寝ることが出来ます。しかし、日常業務にも問題が山積しているので、高枕はしばらくお預けです。