鈴鹿でのレース運び
週末の鈴鹿で行われた、サンデーロードレースの話です。
56号車の埜口遥希選手は、RS125との二台を乗り継ぐ形での参戦で、最初は戸惑っている感もありましたが、少しずつ慣れ、練習期間や初レインタイアでのいきなりの予選を考慮すれば、非常に良い予選位置につけました。まだまだセッティングを語るような状態ではなく、車になれるのが精一杯の状況での予選や本番のタイムは、これからのシーズンを期待させてくれる良い内容でした。ライディングが固まり、足廻りを変更するようになったら、細かく報告したいと思っています。
桜井芽衣選手の62号車(鈴鹿では16番)の練習走行は、転倒から始まりました。初めての鈴鹿東コースは今までのセットでは、現れる挙動に違いがあるようで、ショートカットの走り方などを含め、悩む部分が多かったようです。転倒後の練習走行で違うセットを試し、最後に走ったセットが良いと決めたのですが、僕自身に違和感があり、転んだセットを詰めてみたいと話したところ、芽衣選手もその感触を持っていたようで、安全策で走るよりもより上を目指し、挑戦することにしました。結果は3位でとても満足のいく結果で、レース内容も評価に値するものでした。
今回は雨のレースで上位2台の転倒もありましたが、転倒しないで走りきるのも実力なので、素直に結果を喜んでいます。今週末は筑波でレースがあります。また入賞や表彰台に立ってもらえるように、手伝いへ行ってきます。この鈴鹿へは、スポンサーのPOP-i様が足を運んでくださいました。多くの方の助けを頂いているから、レース活動が出来るのだと実感し、感謝しています。