路面が鏡の如く平面であるなら・・・

 以前はブログの内容ばかり考えておりましたが、最近は動画の内容、題材を日々考えております。

 「ネタがない」なんてのは当然の話で、それは天から降ってくるのではなく自分で作り出す、又は見つけ出す事柄であると思います。

 今日の通勤中に得た着想は「路面が鏡のように平面であるなら、サスペンションシステムは不要なのか」といった題材です。この考えに至った経緯は、以前にあるレース屋さんへ納品へ行った際、そこの社長がおっしゃった言葉にあります。その方は「平面であるなら、サスは不要」と話されていました。

 私の考えは「鏡のように平面であろうと、サスは必要」となります。ではなぜ必要と考えるに至ったのかは、動画で話してみようと思います。ここで大切なのはこの段落冒頭の「私の考えは」です。実は私の考えと言いつつもその原材料は20年以上前に読んだ本にあります。和歌山さんと言う評論家の方が書かれた本が好きで数冊購入し、かなり読み込みましたがその中に「平面であってもサスは必要」と書いてありました。
 この課題をただ「そうなのか」と納得せずに研究課題として常に意識する事で、バイクや車に変更を施す際に常に脳裏によぎり、自分の意識とは別に脳が勝手に答え探しを始めます。つまり、私の考え、とは誰かの答えをただ受け入れるのではなく、答えとして用意された言葉を受け入れるために、自分でその道筋を見つけ、腑に落ちるようにしたと言う意味です。

 本日のブログにもいくつかの仕掛けを施して、読んで頂く方に楽しんでもらおうと画策しました。最初の題材に対し答えを明示してしまう。ですが答えに至る経緯はあえて語らずに動画に誘導する。
 そして最初にネタがないのは探さないから、と言った点に関して、「私の考え〜」と別の切り口でブログの大半を違う話題に移行する。最後にそれらを公にして、楽しんで頂く。

 今晩の動画撮影が楽しみです。動画をアップしたらTwitterやFacebookで紹介しますので、お時間のある時にご覧ください。