【保存版】CB1300 Final Edition/Standard のサス調整ガイド
【保存版】CB1300 Final Edition/Standard のサス調整ガイド
—「まずはリア・イニシャルを最弱に」がSPモデルの鉄則です—
この内容は動画でも発信していますので、ぜひご覧ください。
1. はじめに
CB1300 シリーズの最終型 Final Edition と従来型 Standard を、セイクレッドグランド(SGF)代表・新保が実車テスト。
結論:前後サスは“素性良し”だが リア・イニシャルが硬すぎる ─ ここを基点に調整するとハンドリングと乗り心地が一段向上します。
2. Final Edition:評価と対策
項目 | 純正状態 | 推奨アクション |
---|---|---|
リア・スプリング | イニシャル最弱でも「硬い・高い」→ 常にリアが高く前下がり姿勢 | ① リア・イニシャルを最弱へ② SGF-LTD スプリングに交換でベスト |
フロントフォーク | 動きは軽快。安定しブレーキ時の姿勢も良好 | 走行ステージを広げたいならスプリング交換で更に一体感アップ |
2-1. フォークスプリングを替えると?
- 純正:シングルレートでやや硬め
- 推奨:レートを 段階的に落とす と “入力にピタッと追随→扱いやすい” 方向へ
- 効果:街乗り~ワインディングで“車体とライダーの一体感”が増す
3. Standard(従来型):評価と対策
項目 | 現状 | 推奨設定(ノーマル保持の場合) |
---|---|---|
リアショック | 2段バネ/車高調なし。調整幅は大きいが“微調整不可” | ① バネ位置:柔らか側から 2 段目② 伸び側減衰:純正 9 段 ⇒ 7 段③ 縮み側減衰:リザーバータンク上のダイヤル 2~3 |
フロントフォーク | 2段バネで伸び側は“しっとり”、縮み側がやや鈍い | **スプリング交換(シングルレート化)**で “許容域 +1 段” |
本音:理想は社外リアショックへ交換。微調整&車高調が付くモデルを選べば、タイヤグリップをフルに活かせます。
4. SGF-LTD スプリング の実力
- ローダウン用に開発したが ハンドリング改善という副産物 が顕著
- 前後荷重の移動をシームレスにできる
- イニシャル調整幅が広がり、体格・用途に合わせやすい
- ロングツーリングで疲労が減り、安全マージンも向上
写真はプロトタイプ
5. おすすめ設定フロー(Final / Std 共通)
- リア・イニシャルを最弱へ → ハンドル荷重が軽くなるか確認
- 減衰で微修正
- 伸び側:大きな動きを抑制
- 縮み側:段差の突き上げを緩和
- 更に上を望むならバネ交換(リア → フロントの順が効率的)
- フォーク突き出しは基本触らない:前後姿勢で微調整もあり
6. まとめ
モデル | “まずやる” 一手 | グレードアップ |
---|---|---|
Final Edition | リア・イニシャル最弱 | LTD スプリング/フォークスプリング交換 |
Standard | リアバネ 2 段目+減衰 7 段 | 社外リアショック+フォークスプリング交換 |
Q:購入前に何を決めればいい?
A:走行ステージと体格を先に固める
→ ツーリング 8:2 街乗り/170 cm・70 kg なら “リア最弱+LTD” SPモデル。
→ サーキット視野/体重 80 kg 超 なら “社外ショック+専用フロント” STDモデル
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“リアを抜くだけ” でバイクは化ける。
CB1300 を最後まで楽しむためのセッティング、ぜひ試してみてください。