シート高735mmのエリミネーター400にローダウンは必要か?

序論──「エリミネーター400にローダウンは要るのか?」

シート高 735 mm――400㏄クルーザーとしては十分低い数値です。それでもローダウンを望む声は絶えません。なぜか? 結論から言えば「求められており、しかも必要」。本稿ではその理由を〈数値〉と〈実例〉で示します。

本日公開の動画でも話をしていますので、どうぞご覧ください。

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1. データが語る「足つきの壁」

平均股下 69 cm に対し、シート高 73.5 cm。体重が軽く筋力も少なめのライダーには、両足接地が難しい計算になります。
さらに身長 148 cm(股下 ≒ 65 cm)クラスとなれば、足が 8 cm 以上届かない計算で、取り回しの不安はより顕著です。


2. 開発の気付き──LTD → LTD2.0 → LAT

2-1. LTD ― “費用対効果” 最優先のローダウン

スプリング交換+突き出し調整で -30 mm を狙う標準パッケージ。足つき改善が主眼。

価格:税込みで約10.5万円

2-2. LTD2.0 ― さらに下げ幅を追求

妻(157 cm)との写真撮影で「もう 1 段深い安心感」が必要と実感。
-40 mm を視野に再設計し、女性ライダーの不安を解消。

価格:税込みで約15.7万円

2-3. LAT ― 下げ幅とハンドリングを両立

LTD2.0 の下げ幅に加え、前後荷重の移動をシームレスにできる専用スプリングを組み合わせ、乗り味そのものをアップグレード。

価格:税込みで約18.7万円


3. 148 cmオーナー×2名のリアルボイス

「ローダウン後はまたがったまま車両を動かせるようになり、信号待ちも怖くない」
「LAT仕様は走って楽しい! 大柄な夫も “コレはいい” と言い、LTDから乗り換えました」

※詳細は各リンク先のオーナーレビューを参照。


4. どのパッケージが向いている?

ライダー像 推奨 概要
足つき最優先・コスト重視 LTD 下げ幅 30 mm/最低限の部品交換
+α の安心感が欲しい LTD2.0 下げ幅 40 mm/前後姿勢最適化
走りも妥協したくない LAT 下げ幅 40 mm+ハンドリング向上

2024年12月当時、身長142㎝股下68㎝(48%)の息子をモデルに足つき確認(若い人は足が長くてうらやましいです)


5. まとめ

エリミネーター400は“必要十分”な完成度を誇る優秀なクルーザーですが、平均身長以下のライダーには依然ハードルが高いのが現実です。LTD/LTD2.0/LATは、その壁を取り払いながらハンドリングまで押し上げる “新世代ローダウン” として設計されています。

足つきの不安なく、クルージングからワインディングまで思い切り楽しみたい――そんな方にこそ最適解となるでしょう。


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