ダンパーの【エア抜き】の重要性を知れば、よりバイクを楽しめる!かも・・・

 BMWのS1000RRが入庫しフロントフォークのO/Hとリアショックは交換という依頼内容でした。

 今回の題材はリアショックなのですが、Bituboの中古品を購入したので状態確認を行った上で、必要であればメンテナンスを行って欲しいとの希望です。

 Bituboでは最高峰のリアショック「XXF31」との型番が与えらたモデルです。

 バネを外しダンパ単体にします。そこで更にガスを抜いてオイルに気体が混入していないかを確認したところ、混入を確認しオイル交換とエア抜きを進めた次第です。

 この内容は動画にまとめていまから、実際に音を聴いてみたい方は御覧ください。

 また、エア抜きを終えて音が鳴らなくなった状態も動画で確認できます。

 もともと酷く傷んでは居ませんでしたが経年劣化は避けられませんから、一度開けてオイル交換にエア抜きを行えば今後数年間は安心して使えます。

 Bituboは正規代理店のサインハウス様が補修部品を販売しているおかげで、安心して作業に望めます。こういった対応は購入時にも同様で、O/Hに不安が無いのは良い点として挙げられます。

 XXFはツインチューブでオーリンズのTTxと同様に最高峰モデル

 Bituboは得意というほど数を触っては居ませんが当社が取り扱うイタリアFGの社長、フランコ・グベッリーニさんも在籍していた会社だけあり、FGとの親和性も高いように感じられ、作業は難なく進みました。

 またS1000RRは筑波選手権を走る車両でセッティングを行い、私も一度だけですがS1000RRで筑波を走りました。その経験から前後スプリングレートの適正値をある程度はつかんでおり、お客様に助言を行うと同時に、バネ交換も提案しています。

 現在はBituboのフロントフォークカートリッジキットを含む、フロントフォークのO/H作業中うなため、それらが完了したらまたブログや動画で報告致します。

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