磁性流体 マグネティックライドの動きを観る

フェラーリ & ランボルギーニの電子制御ショック – BWI磁性流体の動作解析と今後の展望

フェラーリやランボルギーニに採用されているBWI製の電子制御ショックは、そのダンパー内部で磁性流体を活用し、瞬時に減衰力を調整する高度な仕組みを持っています。

今回、BWIの磁性流体がどのように振る舞うのかを可視化する実験動画を公開しました。
これにより、磁性流体の流れや電子制御の影響を直感的に理解できるようになります。

実際のBWIショックO/H(オーバーホール)においても、この動作解析は作業精度を向上させる重要な情報源となります。


🔬 磁性流体とは?BWIの電子制御ダンパーの仕組み

BWIの磁性流体ダンパーは、一般的なオイルダンパーと異なり、**内部に金属微粒子を含む特殊なオイル(磁性流体)**を使用しています。

🔹 磁性流体の特徴
磁場を与えることで粘性が変化(液体 ⇔ 半固体のように変化)
電子制御により減衰力をリアルタイムに調整
高性能スポーツカー特有の優れたハンドリングを実現

動画では、磁性流体がどのように動き、どのように制御されるのかを簡単に確認できます。
実際の車両での動作をイメージしながら、動画をご覧ください!


🛠️ 磁性流体ショックのO/Hに向けた研究

弊社では、BWIの磁性流体ダンパーのO/H(オーバーホール)技術を進化させるため、日々研究を行っています。

今回の動画のような動作解析を行うことで、内部構造や電子制御部分の課題を把握し、より高精度なO/Hを実現するためのデータを蓄積しています。

🔹 現在の取り組み
BWIショックの分解 & 構造解析
磁性流体の特性を利用したO/Hの開発
BilsteinやKONIなど他メーカーの電制ショックとの比較研究

特にBilsteinの電子制御ショックもフェラーリやランボルギーニに多く採用されており、今後はこれらのショックに関しても対応範囲を拡大していきます。


⚠️ KONI製の電子制御ショックの注意点

KONIの一部電子制御ショックでは制御部分に大きな課題があり、現時点ではO/Hが不可能なモデルも存在します。

O/H可否の判断が必要な場合は、事前にご相談ください!


📩 お問い合わせはこちら

BWIやBilsteinの電子制御ショックO/Hに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

🔹 📧 メールでのお問い合わせ
🔹 📞 電話:090-3316-5306
🔹 LineID :@llv7594i

今後もBWIやBilsteinを中心に、フェラーリ・ランボルギーニのショックO/H技術を進化させていきます。
新たな情報が入り次第、随時更新いたしますので、ご期待ください!

Share your thoughts