CRF450R × LGNローダウン開発プロジェクト – 2025年3月の最新テストへ向けた準備
CRF450R × LGNローダウン開発プロジェクト – 2025年3月の最新テストへ向けた準備
昨年10月に弊社のLGNテスト部品を組み込んだCRF450R。
このマシンは、ローダウン技術を競技車両にも応用できるかを検証するために開発が進められています。
2025年3月以降、暖かくなったタイミングで再びテスト走行を予定しており、今回の主な確認ポイントは「バネの適正化」です。
CRF450Rは元々高い運動性能を持つ競技車両ですが、LGNの特性を活かし、さらに快適かつ効率的な旋回性能を目指します。
🔍 2025年のテスト項目と改良ポイント
今回のテストでは、以下の点を重点的に確認・改良していきます。
1. バネレートの最適化(スプリングの硬さ調整)
前回のテストでは、前後ともにスプリングレートがやや高すぎたため、
・サスペンションのストロークが十分に使い切れない
・姿勢変化が少なく、旋回性能がやや制限される
という問題が確認されました。
そこで、今回のテストでは、
✅ フロント・リアともにスプリングレートを適正化し、柔らかめの設定に変更
✅ ストロークを最大限活用し、旋回時の荷重移動を積極的に生かす
という狙いでセットアップを変更。
これにより、CRF450Rの持つポテンシャルを最大限に引き出しながら、LGNローダウンの特性と融合させ、よりスムーズで安定感のある旋回を可能にすることを目指します。
2. 減衰力調整 – 純正設定でどこまで理想的な動作が可能か?
サスペンションのチューニングには、バネだけでなく減衰力の調整も重要ですが、今回は**純正の減衰設定のままで、どこまで理想的な動作が可能か?**を確認します。
✅ 純正減衰のまま適正な動作を確保できれば、多くのユーザーにとって手軽にLGNを導入しやすくなる
✅ 減衰調整なしで適正なフィーリングを得ることができるのか、超長期的な視点で研究
この検証にはライダー自身のライディング技術の向上も関係してくるため、今後も時間をかけて慎重にデータを蓄積していく予定です。
3. 最新版LGN(LGN.1.5)へのアップグレード
昨年からLGNの耐久性・作動性の向上を図り、最新版のLGN(LGN.1.5)へと改良を進めています。
CRF450Rにもこの最新技術を投入し、実走行データを収集。
✅ 最新LGNを投入した際の作動性・耐久性の向上具合を確認
✅ フィードバックをもとに、市販向けのLGNへと技術を還元
将来的に、より多くのユーザーに向けて、より洗練されたLGNローダウンを提供するための大切なテストとなります。
4. 一般整備 & タイヤ交換(モタード用スリックタイヤの投入)
前回の走行後、ブレーキパッドや基本整備を実施済み。
今回のテスト前には、走行間での一般整備のみを行い、安全性を確保します。
また、前回のテストからタイヤの使用年数が経過しているため、
🏁 在庫しているモタード用スリックタイヤを投入!
スリックタイヤにより、さらに細かいフィードバックが得られ、
**LGNローダウンが競技車両にどのような影響を与えるか?**をより詳細に分析することができます。
💡 CRF450R × LGNローダウンがもたらす未来
CRF450Rのようなオフロード/モタード競技車両においても、ローダウンが有効な場合があるということを証明するため、引き続きテストを重ねていきます。
また、今回のテストで得たデータをもとに、他の競技車両にもLGNを展開できる可能性を探るのも大きな目標です。
「足つきの改善=ハンドリングの向上」をテーマに、
より多くのライダーが安心して走れる環境を提供できるよう、今後も研究を続けていきます。
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CRF450Rの最新テスト結果は、3月以降に随時更新予定!
今後の進展をお楽しみに!