2本の動画を紹介 VFR800F 走りの評価と2台のローダウン比較

VFR800F ─ 2台同時ローダウンで見えた “真のポテンシャル”

― STD → LTD → LGN でハンドリングがどう変わるか?


1. なぜ今あらためて VFR800F を深掘りするのか

  • 2 台同時作業という絶好の機会を得て、
    1 本目=〈STD 特性と改善策〉、2 本目=〈LGN vs LTD 比較〉の 動画 2 本を制作
  • 過去に VFR を何度もローダウンする中で得た 新しい知見・セッティング手法を、
    一度 “まとめ” として公開したかった。

2. VFR800F の素性と決定的な課題

項目 STD の評価 問題点
車体・質感 外装精度・塗装・金属感すべて高水準
エンジン V4 の鼓動と伸びは健在
ハンドリング フロント荷重が大きく旋回は鋭い リア車高が高すぎ → 神経質で疲れる
足つき シート高が高めで女性・小柄ライダーは不安

リアが常に高い → フロントに荷重が集中
⇒ ツアラーらしい「ゆったり感」が希薄に。


3. 動画 ①〈STD → 改善案〉のポイント

  1. リアを“物理的”に下げる
    • 専用ローダウンパーツで約 -30 mm。
  2. フロントばね変更で沈み込みをコントロール
    • シングルレート → 適正レート+イニシャル減。
  3. 結果
    • 快適+スポーツ性を両立する “覚醒ツアラー” へ。

4. 動画 ②〈LTD vs LGN 比較〉

比較項目 LTD(リアのみ交換) LGN(前後カスタム)
下げ幅 約 -30 mm 約 -50 mm
フロント対策 突き出し調整のみ スプリング・減衰フル変更
走行フィール リア下がりでやや大らか※STD 比は大幅向上 荷重移動が“線”で繋がる 躍動感+安心感
快適性 △ (良化は体感できる) ◎ (ギャップ吸収・減速姿勢とも自然)

試乗インプレ(開発者)

「LGN 仕様は“とにかく楽しい”。ブレーキ姿勢と連動するフォーク、不要な動きを消すリア…まさに 新生代ローダウン の到達点」


5. セッティング哲学 ― “ローダウン=サスカスタム”

  1. ただ下げるだけでは終わらない
    • スプリングレート・油面・プリロード・突き出し…全要素を再設計。
  2. 個別最適を追求
    • 体格・用途(街乗り/峠/高速)をヒアリング → データ化 → 専用値を算出。
  3. 日本でローダウン No.1 を目指す
    • O/H・サーキットサポートの知見をフィードバックし続ける。


6. 今後の展望

  • LGN シリーズの深化
    “ローダウンの新常識” として、より多車種・多用途へ展開。
  • 動画+ブログで継続発信
    セッティングの裏側・数値データを可視化し、オーナーの理解を促進。

7. お問い合わせ

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業者様向けのご相談も歓迎
業販条件・納期調整など法人ならではのご要望にも柔軟に対応いたします。

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