BMW 【S1000R】のローダウン進化版が完成

 以前の記事で取り上げた手法で完成させたBMWのS1000Rを試乗し評価しています。

 動画にて第一弾で概要を説明し、第二弾ではその仕上がりと乗り心地を細かく解説しております。

 モデルさんの身長は158cmです。

 当記事ではそれらを包括的に説明します。

 1 安価で効果的

 このヘルパースプリングによるローダウンの狙いの最優先は【金額】でした。これまでの手法では25万円以上と高額になりがちで、簡単に依頼できるものではありませんでした。

 そこで工数を減らすため手段を変え、効果は(ローダウンの下げ幅と乗り心地や操舵性)最大限にする。という訳です。

 正直、25万円コースを100とするならば安価な15万円コースは90位まで仕上がれば良い。と考えておりました。

 しかし予想に反して仕上がりは100かそれ以上と思えました。セッティングを詰めてゆけば100以上も可能と感じます。

 キットの内容は前後のメイン、ヘルパースプリングです。サイドスタンド加工はオプションで追加作業か可能。

 2 納期の短縮

 今回は初めてのため、部品製作で時間を頂きましたがサンプルサイズが増え(つまり受注数が多くな)れば、部品製作の時間短縮が可能となるため、より短納期が可能となります。

 それだけでなく、スプリングコンプレッサーを持っているお店ならば、部品だけの購入で自社施工も可能であり、前後ショックを外してから浮かして置いておく時間が当日のみ。で日帰りメニューにすることも可能です。

 これは他にも副作用があり、預かった車両が地震などで倒れる等のリスクも低減できます。

 3 もとに戻すのも簡単で短時間

 組むのが簡単ということは元に戻すのも簡単です。

 ローダウンはそれだけで価値があり、中古販売時、有利に働く事もありますが逆に望まない方には値引き要素となります。

 そこでバネを純正に戻すだけでよい進化版ローダウン(仮称Evoローダウン)ならば中古販売でそれらが障壁とならずに有利です。

 まとめ

 このEvoローダウンは末端のお客様(エンドユーザー)だけでなく中間業者の方にも大きな利点を持つ、三方良し(お客様、中間業者、セイクレッドグランド)のサービスです。

 エンドユーザーの方だけでなく、中間業者の方も遠慮なく問い合わせ頂ければ柔軟に対応致します。

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