CB1000F SC94の走りが「疲れる」のはバネのせいかもしれない|スプリング交換という選択肢(15 views)
CB1000F SC94の走りが「疲れる」のはバネのせいかもしれない|スプリング交換という選択肢
CB1000F SC94の足つきや車高が気になる方は、先にこちらをお読みください。 →CB1000F SC94 ローダウン|足つき不安を解消するサスペンション調整
CB1000F SC94の純正スプリングが「忙しい」理由
「疲れる」「なんとなく落ち着かない」「もっと楽に走れるはずなのに」。
CB1000F SC94に乗っていて、そんな感覚を覚えたことがあるとしたら、それはライダーの技術の問題ではなく、純正サスペンションの設定によるものかもしれません。
CB1000F SC94の純正セッティングは、よく言えば「鋭敏」です。路面の変化に対して即座に反応し、情報をライダーに伝えてきます。しかしその鋭敏さは、常にライダーに「構え」を要求します。段差、継ぎ目、コーナーの路面変化。それらひとつひとつにバイクが素早く反応するたびに、ライダーは無意識に身体を緊張させています。
これが「走り終わったあとの疲れ」の正体です。
プリロード調整では届かない領域がある
「プリロードアジャスターを調整すればいいのでは」という疑問は当然です。
しかし前回の足つき記事でも触れたように、CB1000F SC94のメーカーが用意した調整幅は、あくまで「100kgタンデム走行の安全性」を内包した範囲内にあります。ダイヤルを回すだけでは、届かない領域があるのです。
フロントとリア、それぞれに必要な処置が違う
SGFがCB1000F SC94に施すLTD2.5は、フロントとリアで異なるアプローチを取ります。
リアは、スプリングシートの交換によるイニシャルの適正化です。
リアショックを分解し、スプリングシートの形状を変更することで、メーカーが「100kgタンデムの安全性」のために持たせていた過剰なプリロード(初期荷重)を取り除きます。バネレート自体は変えません。バネを「どこから使い始めるか」を一人乗りに合った位置に戻す作業です。これにより、これまで「踏ん張りすぎていた」リアが、路面に対して素直に動き始めます。
フロントは、スプリング交換です。
リアのイニシャルを適正化すると、前後の荷重バランスが変化します。リアの沈み込みが増えた分、フロントへの荷重配分が変わるため、純正のままではフロントスプリングが「相対的に硬すぎる」状態になります。これを放置すると、「リアは良くなったのにフロントが落ち着かない」という結果になります。そこでフロントは一人乗り・体重に合ったレートのスプリングに交換し、前後のバランスを揃えます。
この前後セットの処置が、LTD2.5の核心です。
前後バランスが揃うと何が変わるか|「間(ま)」という概念
前後の荷重が適正化されると、サスペンションが大きく、ゆったりと動き始めます。
このとき、路面の凹凸を越えるサスペンションの動きに「間(ま)」が生まれます。深く沈み込むわずかな時間差。その「間」があることで、ライダーは次にくる挙動を予測でき、安心してバイクに身を委ねられるようになります。
純正セッティングは、ある意味で「鋭敏すぎる」のです。路面情報を一つ残らず拾いにいく代わりに、ライダーに常に緊張を強います。LTD2.5で前後バランスを整えることで、余分な情報が削ぎ落とされ、本当に必要な情報だけがライダーに届くようになります。
また、前後荷重が50:50に近づくことで、コーナー進入と脱出の質が変わります。純正でリアの沈み込みが足りない状態では、車体は前下がりになり、フロントタイヤに過度な荷重がかかり続けます。「入り口でフロントが逃げやすく、出口でリアのトラクションが逃げやすい」状態です。前後バランスが整うことで、フロントとリアが同時に仕事をし始める。これが「素直なハンドリング」の正体です。
こんな走りに心当たりがあれば要検討
以下に当てはまる方は、一度ご相談ください。
- ツーリングの後半、妙に疲れている
- 段差や路面の継ぎ目のたびに身体が緊張している
- コーナーで「もう少し素直に曲がってほしい」と感じる
- 「走れてはいるが、楽しめている感じがしない」
- ローダウンは済んでいるが、走りにまだ物足りなさがある
逆に、現状の乗り味に不満がなく、足つきだけを改善したい方には、LTD2.5よりローダウン単体が先の選択肢です。 →CB1000F SC94 ローダウン|足つき不安を解消するサスペンション調整
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「自分の乗り味の不満がLTD2.5で解決できるのか確認したい」という段階で構いません。
現在感じている違和感と、体重・主な使い方を教えていただければ、「どこから手を入れるべきか」を整理してお伝えします。
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