LGNテスト 那須モータースポーツランドにて

CRF450R Motard 実走テスト ― LGNローダウンのセッティングと走行インプレッション

リード文

前回の記事では、ローダウン「LGN」開発のために改造した CRF450R Motard のメンテナンス内容をご紹介しました。
今回はその続編として、実際の走行インプレッションとセッティングの過程を記録します。


走行前の準備とコンディション

この半年間、毎日の散歩とランニングを継続し、さらにここ2か月は筋トレも習慣化したことで、
15分×複数本の走行でも疲労感や息切れはなし。

さらに、新調したフルオーダーのツナギによりフィット感も抜群。
余計な不快感が一切なく、ライディングに集中できたのは非常に大きなメリットでした。


セッティングと走行過程

🏁 1本目

  • ピットで前後ショックの動きを確認し、大まかな初期調整。
  • 走行数周でリアタイヤの接地感がやや甘いと感じる。特に倒し込み時のグリップ感が不足気味。

🏎 2本目

  • 減衰力ダイヤルの調整を実施。
  • フィーリングが大幅に改善し、リアの沈み込みと安定感が向上。

👥 3本目(中村によるテスト)

  • 自分以外のライダー視点での評価を取り入れるため、従業員の中村がテスト。
  • 走行姿勢やインプレッションから、4本目に向けたセッティング方針を決定。

🧭 4本目

  • フィードバックを反映して再調整。
  • セッティングの核心部分に大きな改善点を見出す。
  • 次回テストでは 車高を大きく変更することを決定。

テストの意義

今回の那須モータースポーツランドでの走行会は、昨年の雨天走行と比較して走行本数も多く、非常に有意義なテストとなりました。

今後は 茂原ツインサーキット西コース を拠点に、LGNローダウンの精度向上と部品開発を進めていく予定です。
この知見は お客様へのローダウン(LGN/LTD)やセッティングにも直接活かされます。


CTA

ローダウンは単なる「足つき改善」にとどまらず、セッティングとの組み合わせで走りの質そのものを高める手段です。
興味がある方はぜひご相談ください。


※メーカー保証については販売店・ディーラーにより対応が異なるため、購入店またはお取引先にご確認ください。

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