M1000XR 5㎝ローダウンとその変化を詳細報告
M 1000 XR LGN.Mローダウンレポート
— シート高800 mmで “安心感” と “Mらしさ” を両立 —
1. なぜ 5 cm 下げたのか
前回のブログ&動画では「STD のハンドリングは過去最高水準」と評価しました。しかし 身長 165 cm の筆者にとって 850 mm のシート高は、両足がつま先立ち。街なかでのストップ&ゴーは常に気を遣います。
今回は LGN.M を用い −50 mm(イニシャル調整等でマイナス20 mmまで可変)の 800 mm に設定し、“安心感⇆スポーツ性” のベストバランスを探りました。
2. 足つきインプレッション
ポジション | STD 850 mm | LGN.M 800 mm* |
---|---|---|
両足 | つま先立ち | 母指球まで接地 |
片足 | 母指球+踵5 cm浮き | 母指球+踵がほぼ接地 |
*調整最ロウ側。必要に応じアップ可。 |
- 停車時の不安ゼロ:信号待ちで体重移動せずにブレーキ・シフトが可能。
- Uターンや傾斜路 でも “足探り” のストレスが大幅減。
→ 結果として 視線が高く保てる → 操舵が早く、ライダー入力が遅れない。
3. ハンドリング & 乗り心地
前後スプリングを専用レートへ変更し、バネ上重心を 低下。
- 旋回初期:ステア入力が軽く、寝かし込みがリニア。
- 減速〜倒し込み:フロント荷重を深く乗せても姿勢が破綻せず、路面情報がクリア。
- 荒れた路面:リアの「雑味」をバネ側で吸収するため Road モードのままでも接地感が向上。
STD を“さらに一段” 上質にした乗り味。
長距離ツーリングでも腰・肩の疲労が目に見えて減少しました。
4. LGN.M パッケージ概要
内容 | 備考 |
---|---|
前後専用部品 | 滑らかな動作が可能 |
サイドスタンド短縮加工 | 下げ幅に合わせ適正傾斜へ |
個別セッティング | 体重・用途ヒアリング後に調整 |
5. 価格 & 納期(2025 年6月時点)
項目 | 価格(税込) | 納期目安 |
---|---|---|
LGN.M フルパッケージ(車体預かり・スタンド加工込) | 396,440 円 | 約 2〜3 週間 |
前後ショック単体 O/H+LGN.S (スポーツパッケージ) | お問い合わせ | 約 2 週間 |
※価格・納期は部品在庫/作業混雑により変わる場合があります。
6. まとめ
- 足つき 5 cm ダウンで日常域の安心感が激増。
- ハンドリングは STD 比で更に滑らか、ツーリング疲労も軽減。
- “下げる=妥協” ではなく 「走りのカスタムとしてのローダウン」 を体感できます。
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