アヴェンタドール(Lamborghini)サスペンションO/Hのご案内(業者様経由/事前確認)(39 views)
Lamborghini Aventador:サスペンションO/Hという選択肢(B2BtoC前提)
序論
Lamborghini Aventador の足回りトラブルは、多くの場合ディーラーやショップから「アッセンブリー交換前提」として案内されます。
しかし、現物の状態と条件が合う場合に限り、ダンパー単体のオーバーホール(O/H)という選択肢を検討できるケースも存在します。
SGFでは「ダンパー単体の機能復元」を目的に、完成検査+成績書(エビデンス)のセットで納品することで、業者様がオーナーへ説明しやすい形を整えています。
受付は、国内業者様経由(B2BtoC)に限定しており、個人ユーザー様からの直送依頼や海外案件はお受けしておりません。
本記事は売り込みではなく、事前確認と判断基準を共有し、ミスマッチと運用事故を避けるための案内です。

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前提 ― B2BtoC(業者様経由)でお受けします
対象読者
国内の自動車販売店、認証工場・指定工場、スーパーカー専門店・プロショップといったB2Bの業者様を主な対象としています。
相談の流れ
オーナー様 → 日頃からお付き合いのあるショップ様
ショップ様 → SGF へ技術相談・O/H 依頼
というB2BtoCの流れを前提としています。
役割分担について
車両側の診断(DTC/配線/ECU状態の確認など)は、車両を預かる側(業者様)の領域
SGFは、あくまでダンパー単体の分解・O/H・検査を担当
この役割分担を明確にすることで、トラブルが発生した際の切り分けと責任所在をはっきりさせることを狙っています。
※個人ユーザー様からの直接のご依頼、および海外からのご依頼は承っておりません。必ず国内の販売店・整備工場様を通じてご相談ください。
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こんなときO/Hという選択肢を検討します(症状)
Aventador の足回りで、次のような症状がある場合には、状態次第でダンパーO/Hという選択肢が検討対象になることがあります。
小さな段差でも「ドン」と突き上げが強くなってきた
うねり路面で車体の揺れの収まりが遅くなった
コーナー進入〜立ち上がりで、左右どちらかだけ落ち着きが悪い/姿勢が乱れやすい
以前と比べて、ブレーキング時や加速時の姿勢変化が大きく、落ち着きにくい
大きな段差通過時に、底付き感や異音を感じるようになってきた
重要なのは、
「外からオイルが漏れていない=中身も健全」ではない
乗り味の違和感が出始めた段階で手を入れるほど、再利用できる部品が多く残る
という点です。
内部オイルの劣化やガス圧低下、摺動部の当たりの変化などは外観から判断しづらく、「なんとなく乗り味が古くなってきた」段階で相談をいただく方が、結果的にオーナー様の資産を守ることにつながります。
※本ページでは、車両側診断の方法や分解手順など、技術的な詳細は扱いません。O/Hを検討するかどうかの「意思決定材料」を整理することが目的です。
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走る楽しさを追求するなら「前後整合」が要になる
Aventador クラスの車両では、フロントだけ/リアだけといった局所的な対応では、走りの質が成立しにくいことが少なくありません。
前後いずれか一方のみが劣化している場合でも、実際のドライビングフィールとしては「車全体のバランスが崩れた」と感じられる
特に高速域やワインディングでは、前後の姿勢変化・接地感・収まりが揃っているかどうかが、安心感と楽しさを左右する
SGFでは、
「硬い/柔らかい」といった単純な印象ではなく、
入力(段差・ギャップ・ブレーキングなど)に対する初期の反応
その後の収まり方(減衰の抜け方)
同じ入力に対して毎回同じ反応を返す“再現性”
といった観点から、前後を“基準化”して整合を取ることを重視しています。
結果として、公道域で扱いやすい範囲で、Aventador 本来のポテンシャルを引き出すことを目標とします。
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資産価値の保全 ― 早期メンテが効く理由
Aventador のサスペンションO/Hの目的は、単なる「延命」ではなく、長く使える状態に戻すことです。
早期介入のメリット
違和感段階でO/Hを行うほど、
ロッド・シリンダー・ピストン・バンプラバー等のダメージ進行を抑制
再利用可能な純正部品が増え、
結果として「Assy交換以外の選択肢」を残しやすくなる
放置した場合のリスク
内部オイルの劣化・泡立ち・スラッジ堆積の放置 → 摺動部・バルブ周りの摩耗加速
オイル漏れやガス抜けを無視して乗り続ける → ロッド傷・シリンダー内面ダメージが進み、再利用不可 → 本体交換コースになりやすい
これらは、オーナー様の目線では「交換前提見積もりしか出てこない」「金額が大きすぎて判断が止まる」といった状況を生みがちです。
違和感や軽微な症状の段階で、O/Hという選択肢がテーブルに乗るかどうかを検討することが、結果的に資産価値の保全につながります。
※作業可否や進行内容は、あくまで現品の状態に依存します。事前にいただいた情報に基づき、まずは適合判定を行います。

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SGFが提供する価値 ― 機能復元+エビデンス(成績書)
5-1. 完了条件を明確にする「完成検査」
納品前には、すべてのダンパーに対して次の項目を確認します。
漏れ確認(オイル漏れ/ガス封入式の場合はガス漏れ)
作動チェック(ストローク時の引っかかり・異音、段付きの有無)
必要に応じた追加測定(有償・事前承認制)
・ダンパーテスターによる減衰特性測定 等
※実施が必要と判断した場合のみ、事前に目的と本数を説明したうえでご提案します。
5-2. 成績書の添付(見える化)
SGFでは、完成検査の結果を成績書として添付し、
「何をもって完成と判断したか」
「どの範囲までダンパー単体が健全化されているか」
を書面で提示します。
これにより、業者様がオーナー様へご説明される際のバックアップ資料となり、
「直った気がする」ではなく、ダンパー単体としての状態を切り分けられる形で返すことを目指しています。
(ここに成績書サンプル画像や、完成検査チェックリストの図版を挿入する想定)
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電子制御が絡む場合の責任分界(詳細は別記事へ)
Aventador を含む一部グレードでは、電子制御サスペンションが関わるケースがあります。
その場合、「ダンパー単体」と「車体側制御(ECU/配線/センサー/学習状態など)」は完全に別系統として扱います。
電子制御が関わる案件については、
装着後の警告灯消灯・エラーコード消去は、原則として保証範囲外であること
受注前に責任分界の合意が必須であること
をあらかじめご理解ください。
※車体側のエラー有無とお支払いは切り離して進行します(詳細は責任分界記事をご確認ください)。
責任分界の詳細なルールと支払い条件については、別記事にて整理しています。
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受付枠と納期の目安(数を追わない運用)
Aventador をはじめとするスーパーカー案件については、数を追わず、品質優先の運用を行っています。
受付枠:月2セットまで(品質維持のため)
納期の目安:工場到着から2〜3週間前後
※納期はあくまで目安です。現品状態・必要部品・追加測定の有無・工場の混雑状況により前後します。
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相談の入口(業者様向け)
Step0(無料):適合判定
まずは、いただいた情報をもとに、
Aventador の仕様・症状から見てO/Hが検討可能か
成立する見込みがあるか(そもそもAssy交換一択なのか)
を判断する適合判定からスタートします。
この段階では作業費用は発生しません。
※適合判定は、上記テンプレ情報が揃っている場合に限り対応します(情報不足のままの長時間相談はお受けできません)。
Step1(正式):受注・検査・進行
O/H が成立しうると判断でき、かつ
B2BtoC 前提
責任分界
支払い条件
などにご同意いただける場合、正式に受注し、分解・検査・O/H・完成検査へと進行します。
必要時のみ、追加測定や追加作業を事前承認制でご提案します。
初回お問い合わせ時にご用意いただきたい情報
ショップ名/ご担当者様
車種名/VIN/年式(分かる範囲)
症状(いつから、どの状況で出るか、左右差)
診断内容(DTC、他工場/ディーラー診断結果)
改造歴(ローダウン/車高調整/キャンセラー/社外ECU 等)
依頼予定本数(前後/本数)
希望時期(作業着手・納品の目安)
写真(ダンパー周辺、左右、配線取り回しが分かるもの)
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お問い合わせ先(業者様専用)
Aventador を含むスーパーカーのサスペンションO/Hに関するご相談は、業者様専用窓口にて承ります。
電話(業者様専用):090-3316-5306
LINE:@llv7594i
メール:sgf@sgfacendo.com
※エンドユーザー様は、お付き合いのある販売店・整備工場様を通じてお問い合わせください。
(現時点ではHP問い合わせフォームURLの記載は省略しています)
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業者様がオーナーへ転送できる短文テンプレ
「交換しかない」と言われて止まっている Aventador の足回りでも、状態によってはダンパー単体のオーバーホール(O/H)という選択肢を検討できる場合があります。
SGFでは、完成検査と成績書をセットで実施し、ダンパー単体としての状態を切り分けられる形で返却します。
まずは現状の情報を揃えて適合判定を行い、成立する場合にのみ次の工程(分解・O/H)へ進む運びとなります。
