ローダウン部品(LGN)の耐荷重テスト
LGNローダウン部品 ― 荷重試験で実証された信頼性
リード文
SGF独自のローダウン方式「LGN」は、単なる加工やパーツ交換ではなく、複数の専用部品を組み合わせて構成されています。
その強度と安全性を担保するために、弊社では実際に荷重試験を実施。
今回はその試験の概要と結果をご紹介します。
なぜ荷重試験を行うのか
ローダウン用の部品には、車体重量とライダーの体重、路面入力などが加わるため、十分な強度が必要です。
寸法に余裕のある設計であれば理論計算だけでも安全を見込めますが、
肉厚が2〜3mm程度になるような構成では、計算上は余裕があっても現物検証が不可欠です。
特にローダウン部品は、車体の構造的な要所を支える部品となるため、
「万が一」も許されません。
そこで実際に荷重試験を行い、変形や破損の有無を確認します。
試験内容 ― 使用荷重の2倍以上を連続加重
今回の部品は、想定される使用時の最大荷重が 約250kg。
試験ではこの2倍以上となる約600kgを16分以上かけ続けました。
実走行では、サスペンションにこれほど長時間連続で荷重が加わることはありません。
それでもあえて長時間負荷を与えることで、変形・歪み・応力集中による異常がないかを厳しくチェックしました。
試験結果 ― 問題なし
結果は良好。
- 歪みなし
- 割れ・座屈・塑性変形なし
- 目視・寸法測定ともに変化なし
実際の使用条件よりもはるかに厳しい環境での試験に合格し、
LGNローダウン部品の安全性と耐久性が実証されました。
小規模事業者だからこそできる“余裕ある設計”
私どもは大手メーカーのような、長期・大規模の試験環境は持ち合わせていません。
しかしその分、弊社では強度設計に最大限の余裕を持たせ、
「壊れない」方向に振った設計思想を貫いています。
その結果として、ローダウンをしながらも構造的な安心感を確保。
これはSGFのローダウンが高い評価を得ている理由のひとつです。
お問い合わせ(CTA)
ローダウン施工をご検討中の方、安全性と強度を重視したLGN仕様に興味のある方は、
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