ローダウンとシートの関係に言及
ローダウンとシートの関係
- ローダウンの際の選択肢: 多くのライダーがまずローシートを導入しますが、その選択には十分な注意が必要です。
- 試乗車両: 本日、以下の3台のローダウン車両を試乗しました。
- トライアンフスピードツイン900
- BMW M1000XR
- BMW S1000R
ローシートの問題点
- BMWのメーカーオプションのローシート: BMWの2台はメーカーオプションのローシートが装着されていましたが、結果として非常に乗り心地が悪いと感じました。
- レーサー経験者の視点: レーサーに乗ったことがある方ならわかると思いますが、座面に薄いスポンジを貼り付けただけの感触が臀部に伝わり、ゴツゴツとした不快感があります。このため、ツーリングや街乗りには不向きです。
- ノーマルシートの場合: トライアンフはノーマルシートで十分な厚みがあるため、衝撃吸収性は十分に確保されており、他の2台と比較し快適性が際立ちました。もちろん、車両の特性上スポーツ性を重視した車両と、ツーリング車両では直接比較は公正ではないものの、それでもローシートの問題点は露骨です。
ローダウンの選択肢
- ローシートの再考: ローダウンの手段としてローシートを選ぶのではなく、他の選択肢を考えるべきです。
- LGNまたはLTDの選択: 価格は安くありませんが、LGN(Lowdown Generazione Nuova)またはLTD(Lowdown Tradizione)を選択することをおすすめします。これにより、下げ幅を30~50mmしっかり確保することができます。
- シートの部分加工: シートは角を削るなどの一部加工に留め、クッション性を確保することで、全体としての満足度が高くなります。
ローダウンのメリット
- 乗り心地の改善: LGNやLTDを使用することで、安定した走行性能を維持しながら、シート高を効果的に下げることができます。
- クッション性の確保: シートの部分加工を行うことで、長時間のツーリングでも快適な乗り心地を維持できます。
弊社への相談
- 専門的なアドバイス: ローダウンに悩んでいる方は、まず弊社に一度ご相談ください。経験豊富なスタッフが、最適なローダウン方法についてアドバイスいたします。
- 最適な選択: シートなのかサスペンションなのか、どちらが最適かを一緒に決断することで、最善の選択ができるようサポートいたします。
LGNとLTDの詳細
- LGN(Lowdown Generazione Nuova): 新世代のローダウン技術を取り入れたLGNは、走行の楽しさと安全性を高めることを最優先に開発されました。価格は25万円からのご提供となります。
- LTD(Lowdown Tradizione): 伝統的なローダウン手法を再定義し、現代の技術と融合させたLTDは、質の高い乗り心地を提供します。こちらは7万円程からご提供可能です。
シート加工のポイント
- シート角の削り: シートの角を削ることで、乗り降りがしやすくなり、足つき性も向上します。
- クッション素材の選択: 十分な厚みのクッション素材(つまりは純正)を使用することで、長時間の走行でも疲れにくくなります。
まとめ
ローダウンの際、ローシートの導入は一見手軽な方法に思えますが、実際には乗り心地を大きく損なう可能性があります。弊社では、LGNやLTDを用いた効果的なローダウン方法を提供し、シート高の確保と快適な乗り心地を両立させるお手伝いをいたします。まずは一度ご相談ください。最適な方法で愛車をカスタマイズするためのお手伝いをいたします。