NSF250Rの重心位置を考察する
あるメカニックの方から聞いた内容が頭から離れずに、数分考えた内容があります。
NSF250Rは製造時出荷状態だと運動性が悪く、それは重量物が集まりすぎて(エンジンやサイレンサーなど)ピッチングが起こしずらくなっているという話でした。
上記内容を検証できる事例として、サイレンサーをシートカウル近辺に置くアップタイプにすると、ピッチングが起こしやすくなるという事でした。しかし、この仮説には賛同できません。私の考えでは重量物が寄りすぎているのではなく、集まっている場所が悪い(重心の場所良くない)と言うだけの、単純な問題だと考えます。ですから、すべての部品の配置をそのままに、エンジン位置を上方かつ前方へずらせば(ほぼ不可能ですが)解決すると思います。
しかしこれらの解決方法はあくまで私見であり、正解は他にあるかもしれません。ただ、間違った見方では最良、最善のパッケージは完成しないと考えるので、基本的な車両の運動についてはしっかり考察したいと、日々考えています。