ローダウン S1000XRは**マイナス40 mm**が“ちょうどいい”
S1000XRの最適ローダウンは“−40mm”──30台+15台の実績から
リンク無し(ノーリンク)のXR系でも、当社LGNなら確実に下げられます。結論は**−40mmを“基準解”。理由は①有効ストロークを十分確保**(150→110 mmでロード車同等)、②サイドスタンド加工が原則不要、③触媒下クリアランスを確保しやすい、④車検適合が容易。ただし体格・用途で±調整します。
なぜ“−40mm が“基準解”か(4つの理由)
- ストロークを犠牲にし過ぎない
XRの公称ストロークは前後150 mm。−40 mmで有効110 mmとなり、一般的なロードモデル(120 mm級)と同等レンジに入ります。ロード専用タイヤ+適度な姿勢変化で、スポーツ走行の手応えが増す領域です。
メーカーサイトで数値を確認 - サイドスタンド加工が原則不要
純正はやや傾き大。−40 mmだと下駄やショート加工なしで適正傾きに落ち着く個体が大半。約2.5万円の追加出費を抑えられます。
※路面勾配・タイヤ外径・荷重条件で個体差あり。−40 mm超は加工推奨。 - 触媒の地上高を守れる
XR(M含む)は触媒位置が低めで、R/RRより擦りやすい傾向。欲張らない下げ幅は安全性・快適性の両面で有利です。※160 cm未満の方は−50〜60 mmも選択肢ですが、165 cm前後なら−40 mmが総合点で有利。 - 車検適合が容易
灯火・最低地上高・干渉を実車で確認し、−40 mmは基準内で通せる構成に。−50 mm超はフォーク突出や構造変更の検討が要る場合がありますが、適切にまとめれば対応可能です。
M1000XRですが、4cm下げの状態をご覧ください。
地上最低公は大きな制約の一つ。希望に合わせた提案を行います。
あなたに合う下げ幅早見表(身長×用途)
下げ幅 | 推奨する人/用途 | 体感変化 | 追加作業 | 留意点 |
---|---|---|---|---|
−20 mm | 170 cm前後/荷物やタンデム多め | 足つき軽改善・姿勢微補正 | ほぼ不要 | 体感は小さめ |
−40 mm(基準) | 165±3 cm/街乗り〜スポーツ | 姿勢安定・旋回性UP | サイドスタンド加工不要 | 触媒擦りを通常回避 |
−50〜60 mm | 160 cm未満/小柄・軽量/足つき最優先 | 足つき最大化 | 突出・構造変更の検討 | 段差や進入角に注意 |
※身長は目安です。股下・体重・装備で最適解は変わります(個別設計します)。
数値で見る Before/After(考え方)
- 有効ストローク:150 mm → 110 mm(−40 mm時)
- サグ・スタンド傾き・触媒下クリアランス:個体差があるため、入庫時に実測して最終値を決定します(納車時に数値をご説明)。
電子制御サス(Dynamic ESA/DDC)の初期化と注意点
施工後のキャリブレーションを希望される場合は、申し付けください。またはお付き合いのあるディーラーなどで実施願います。
※稀にサスペンション脱着でエラーが発生する場合があります。
車検・法規とメーカー保証の前提条件
- 車検:灯火類高さ/最低地上高/フルボトム時の干渉を実車で確認し、−40 mmは基準内で適合する構成にまとめます。−50 mm超は突出量や構造変更が必要になる場合があります。
- メーカー保証:取り扱い店・ディーラーにより対応が異なります。購入店/お取引のある店舗に必ずご確認ください。
- 法規に関する記事:過去の記事を参照してください。
FAQ
Q1. リンク無しのXRでも本当に下がる?
A. 下がります。LGNは前後姿勢とスプリングレートを同時最適化する方式で、リンク有無に依存しません。
Q2. サイドスタンドは加工が必要?
A. −40 mmは原則不要。−50 mm超は個体差で加工や下駄併用をご提案します。
Q3. 二人乗りやパニア多用でも大丈夫?
A. バネレート/プリロードを用途別に再設計します。多積載なら−30〜40 mmを起点に個別調整します。
価格・納期・診断/相談CTA
- 価格:車両預かり :2025年8月時点で¥274,120(標準 −40 mm・前後セットアップ含む)
- 納期:受け入れ後 1〜2週間
- 対応範囲:体格に合わせたバネ選定、下げ幅0〜最大60 mmまで対応
まずは30秒診断:身長・体重・用途をお知らせください。推奨下げ幅/概算/最短納期を返信します。
電話:090-3316-5306 LINE:@llv7594i フォーム:https://sgfacendo.com/contact
LGNは完全受注型。S1000XR/M1000XRを多数手掛けた実績で、足つき・旋回性・安全性のバランス点をあなた専用に仕上げます。