ピストン加工、今後

 R6のフロントフォーク改造が山場を越えました。

 伸び圧の減衰とトップアウトスプリングの交換が一番の変更点ですが、サーキット走行において街乗りよりも重要度が高まる圧減衰のピストンは、悩みどころでした。

 狙いは、しなやかに動くのに減衰がしっかり効く相反する感覚です。そのために必要な要件は分かっていますが、減衰を強く効かせるとその両立が難しくなります。写真のピストンは最高の品ではありませんが、少しでも良くするためにオリフィスを左右で連結しました。私見で問題だと考えていた高速域の減衰調整を排除し、低速のみの制御に切り替えシムを動かしやすくする変更を行い、直線系のリニアな動きを求めます。

 

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