クアンタム、フェラーリ

 一昨年からクアンタムの依頼が急増していますが、フェラーリのショックも増えています。

 クアンタム

 456GTやF355のクアンタムを作業してきました。その他にNSXなど多くの車種をこなしてきました。二輪用の方が圧倒的多数ですが、根本原理は変わらないため、問題なく作業可能です。

 折角依頼をたくさん頂いているので、各種部品を極力交換できるように部品を探す毎日です。
 ロッドは現在でも自社製による新品で対応可能。シリンダーも重量は増すものの、ステンレスによる高剛性と高耐久性の自社製を製作しています。

 オイルシールとダストシールは日本製を採用し部品供給が安定しており、即対応できます。

 性能向上も可能

 クアンタムは場合によって、小規模な加工で固定減衰を可変減衰にできる場合があります。このような事例ではお客さまに提案し可変式へアップグレードいたします。

 ダンパーオイルのエア抜き機械化も多くの場合で可能であり、性能向上はお客様の反応からも間違いなく、ダンパーテスターでの実験でも確認しております。

 価格

 二輪、四輪のどちらでもそれほど安くはありません。四輪では一台分の最低価格は概ね15万円くらいからです。ロッドやシリンダーを交換すれば50万円を越す事例もありますが、その反面、クアンタムの出荷状態よりも性能が向上しますので、クアンタムを新品やそれよりも良い性能へと向上させたい場合には問い合わせください。

 

 

20201049539.JPG