KONIのリアショック、内部に問題発生

 KONIのショックが固着して動かなくなる場合があります。

 この原因は簡単です。ショック内にリバウンドストッパと呼ばれる部品がありまして、これはサスペンション伸び切り時の衝撃を吸収し和らげる目的で用いられます。この部品が長年の仕様で壊れてオリフィスやポートと呼ばれるオイルの通路に詰まり、過剰な減衰を発生させます。その他にも、ピストンとシリンダーの隙間で固まり、動きを阻害するのです。

 上記の2つの要因からダンパーが動かなくなります。

 解消するには完全に分解して詰まった欠片を取り除かなくてはなりません。通常はO/Hと同時に行いますが、程度により追加料金が発生する事もありますので、分解してお客様に見積もりを再度連絡しています。

 KONIをとことんまで改善、改良してO/Hすると最大で20万円近くかかる場合があります。普通なら10~13万円程度なのですが、極稀に古い種類で部品の固着で壊すように分解し、一部の部品を作り替える時には高額になります。

 O/Hに困った際は一度相談頂ければ、解決策が見つかると思いますので、連絡下さい。

 

 

20211216113255.JPG20211216113310.JPG20211216113326.JPG20211216113344.JPG2021121611341.JPG20211216113418.JPG