Bimota DB7: ドカティ1098エンジン搭載の究極のライド
Bimota DB7は、ドカティの1098エンジンを心臓部に持つ、軽量でコンパクトなスーパースポーツバイクです。このモデルのカスタム改造は、ただ乗るだけでなく、所有する喜びを深めるためのます。特に、今回のカスタムでは、前後ショックアブソーバーのオーバーホール(O/H)と調整に焦点を当てました。
フロントフォークのカスタム
フロントフォークには、信頼の置けるOHLINS製を採用しています。この改造では、スプリングの交換と油面の調整を行い、フロントエンドの反応を敏感かつ正確にすることを目指しました。特に減速時のフロントの沈み込み量とストロークスピードのバランスを見直し、減速時の扱いやすさと安定性を向上させました。
ノーマルでは車格と日本の道路状況に対し、外れている設定のスプリングレートを最適化。さらに油面もあわせ込み、気持ちの良い減速を行えるようになっています。
リアショックの調整
リアショックには、エクストリームテック製が選択されおり、その減衰設定の変更を施しました。これにより、リアの挙動が大幅に改善され、加速と減速の際のバランスが取れるようになりました。リアの沈み込みと伸びの調整は、車両の重量と速度域に応じて最適化。
全体的にスムーズでコントロールしやすい乗り心地を実現しています。とくに低速時や荒れた路面の吸収性は大幅に向上します。
スプリングレートは特に問題ないものの、減衰設定が車両の良さを阻害している点に的を絞り改善しておきました。
トライアルと改善
これらの設定変更後には、実際の道路での試乗を行いました。その結果、改造が功を奏し、DB7は以前にも増して楽しい乗り味を提供するようになりました。コーナーだけでなく、軽い減速から荒れた路面を低速で走るような状況では、イタリア車から想像するような、ガツガツした不快な印象は一切なく、スルスルと何事もないような感覚で、走り抜けられます。これによりライダーから高い評価を受けられるはずです。
サービスのご案内
もし、ハンドリングや乗り心地に不満がある場合、弊社にご相談ください。私たちは詳細なデータを取り、オーバーホールから仕様変更まで、一貫して対応可能です。特に、リアショックのエクストリームテックに関しては、専門的な技術を持っており、作業対応しているショップが少ないため、きっとご満足いただけるはずです。
このBimota DB7の改造例は、ただの改造ではなく、ご自身のバイクライフを豊かにするための投資です。一度その変化を体感されたら、もう元には戻れないでしょう。サスペンションのプロとして、あなたのバイクを最適な状態に調整することをお約束します。