BWI、フェラーリやランボルギーニ 4輪のショックO/Hに関して
四輪に関しての依頼は主にFerrariやLamborghiniのショックに限定しております。一部、社外品ではロータスやスーパーセブンを対応します。
取り扱いメーカーはビルシュタイン、ザックス、KONIなどが多くオーリンズなども依頼を受け付けております。
今回は立て続けにBWIのショックを依頼いただきました。Ferrari 599とLamborghiniです。
BWIについての概要は以下の通りです。
「BWIグループは、北京西重工業としても知られる自動車部品メーカーで、特にサスペンションとブレーキシステムの分野で活動しています。2009年にデルファイのシャーシ部門を買収したことで知られています (Wikipedia)。
BWIグループの注目技術の一つに「マグネライド」があります。これは、磁気流体を利用したダンパーを採用した高度なサスペンションシステムで、地形や運転状況の変化に動的に対応することで、車両のハンドリングと快適性を向上させます (Magneride)。
この会社の製品開発は高度なコンピュータ支援工学(CAE)を活用しており、製品は厳しいバリデーションテストを経ています。そのため、実際の運用状況を超える性能を持つことが保証されています。また、ショックアブソーバーは頑丈な設計が特徴で、ツインチューブやモノチューブなど、さまざまな設計が用意されており、広範な自動車アプリケーションに対応しています (Automotive Technology)。
ただし、自動車コミュニティの中には、BWIのショックアブソーバーがデルファイ製の初期製品と比べて耐久性や乗り心地において違いがあると指摘する声もあります。技術的には高品質であるものの、特定の製品については元のデルファイ製品の特性を好むユーザーもいるようです (Audi R8 Forums)。
全体的に、BWIグループは自動車部品業界で革新と品質を提供する企業として認識されており、マグネライドのような先進的なソリューションを通じてドライビング体験を向上させています。」
同社のマグネライドは非常に特殊なため、O/Hは難しく今回の依頼は私どもにとってもかなりの挑戦となります。
まだ完成しておらず、テストも控えていますので評価は難しいところではありますが、何とか問題を解決し継続的な受注に結び付けたいと考えております。