KTMの新型690エンデューロとモタードのローダウンを記事化する
2026年型 690 Enduro R/690 SMC Rの発表があったようです
そこで過去の依頼を基に、新型に言及してみます。
KTM 690 Enduro R/SMC R のローダウン(LGN)
— 足つき改善と“走れる”を両立。ご依頼あれば全国対応します —
概要
KTM 690 Enduro R はシート高が非常に高く、身長170cm未満の方だと片足でも不安を抱きがち。そこで当社の LGN(Lowdown Generazione Nuova) を用い、足つき改善とハンドリング向上、さらにオフロード性能の維持を同時に狙うローダウンをご提供します。モタード(690 SMC R)向けの味付けにも対応します。
過去の施工事例はこちらからご覧いただけます。
1|なぜ 690 は「足つき最適化」が重要か
- 純正シート高が高く、停車・低速での安心感を損ねやすい
- オフロードでは“足が届く”安心が即ち安全につながる
- 690 はホイールトラベルが長いため、賢いローダウンなら走破性を保ちやすい
2|事例:LGNで“約70–80mmダウン”でも走りは健在
- 静的で約−70mm、乗車1Gで−80mm超のローダウンを実現(個体・体格で最適化)
- 長ストロークを活かしつつ残ストロークと底突き余裕を確保
- 市街地〜林道レベルのオフ走行ならデメリットは最小、取り回しは大幅に改善
※最大で約100mmクラスのダウン設計も可能ですが、地上高・バンプクリアランスの検証を必ず行います。
写真:ローダウン後 両足、片足での接地 身長165㎝ 体重80㎏ 股下72~73㎝
3|“スプリングが主役”——レート最適化でハンドリングが変わる
- 欧州基準の純正レートは日本人体格に対し硬めなことが多い
- LGNでは、体重×用途で前後レートを再設計し、サグ(自重で沈む量)/油面/減衰を再配分
- 結果:
- 段差での角が取れ、初期しなやか+収束が自然
- 低速〜常用域での安心感と一体感が大幅に向上
4|オフロード性能を保つための考え方
- 残ストローク管理:下げ幅に応じてバンプ側マージンを確保
- ジオメトリ最適化:前後姿勢を“フラット・ニュートラル”に揃え、セルフステアを素直に
- ケース別提案:エンデューロ(21/18)/モタード(17/17)で最適レート・油面が異なります
5|最新情報(海外発表の要点)※参考
- 2026年型 690 Enduro R/690 SMC R(欧州発表)
- 最新排ガス EURO5+ へ適合
- 最高出力 79PS(従来比+4PS)
- 4.5インチTFTメーター、フルLED化、電子制御UIを刷新
- 690 SMC R にはTRACKモード(ローンチ/アンチウィリー等)
- 欧州では今秋発売、日本導入は未発表
→ 当社は既販車〜新型まで個別に評価し、仕様合わせで施工します。
6|対応メニューと下げ幅の目安
- LGN(フル設計):−30〜−100mm相当まで個別設計(用途・地上高で決定)
- LAT/LTD系(費用重視の派生):−20〜−40mm帯の実用ローダウン(ご希望に応じ選定)
- 690 SMC R(モタード)向け:オンロード寄りの減衰配分・レートで“切り返し軽快”に
施工後は試走と微調整まで行い、街乗り〜林道・ワインディングの狙いに合わせ込みます。
7|メーカー保証について(重要)
メーカー保証の取り扱いは、販売店・ディーラーごとに対応が異なります。
施工前にご購入店/お取引のある店舗で必ずご確認ください。
8|まずはご相談ください(依頼受付中)
- 「身長◯cm・体重◯kg・用途(街乗り/林道/モタード)・希望下げ幅」をお送りいただければ、
推奨プラン/概算費用/想定納期をお返しします。 - KTM 690 Enduro R/690 SMC R いずれも対応。遠方もOK。
お問い合わせフォーム(24時間受付)
https://sgfacendo.com/contact
オフロード/モタードの実走経験と多数の分解・測定データをもとに、
“足が届く=安心” と “走れて楽しい” をセットでお渡しします。