タイアの占める割合
昨日、通勤に使わせてもらっている兄のE90を、タイア交換しました。とはいえ、メンテ中の318Ciから外したホイールをそのまま取り付けしただけです。
細かいホイール径などの差異はありますが、3カ月前に入れた新品のブリジストン・Regnoです。これでいつもの通勤路を走りましたが、会社の敷地を出る時の段差ですぐに違いが分かりました。これまでは「ドン」と落ちていたのが、「トスン」といったような滑らかで角の無い衝撃に変わっていました。ハンドル操作に対する反応も、中立付近では緩いのですが、そこから綺麗に立ち上がります。しかし漸進しているというよりはリニアな感触です。
砂利道ではありませんが、それに似たかなり細かいギャップの連続する道があり、以前のタイアではそこで右に左に車体が振られ、ハンドルも取られていたのが、タイアを変えた後は細かい動きはほぼ消され、大きなうねりだけに反応するようになりました。感覚的には7割くらいギャップが減ったように思います。
取る着けたBBSのホイールは前後で幅が違うため高さがすこし変わり、つられて車高も変わってしまいます。若干リア高なために、これまで車両中央辺りに旋回の中心がありましたが、少々前に移ったような気がします。この判断にはもう少し走り込みが必要です。
最近はE90に乗っている時間がく、ダンパーの基本特性が分かってきました。フロントは割としっかりした足なのですが、リアに関してはかなり不満を感じます。9万キロを走行した車両であり、オイルの劣化による減衰力の低下を加味する必要はあると思いますが、それにしてもリアの弱さが目立ちます。ガソリン満タンで早朝の少し肌寒い今日の朝は、かなりマシになっていました。
46が作業を終えたら、次は90の純正ダンパーをオーバーホールしつつ、シム組の変更を行ってみます。
表題のタイアの占める割合ですが、上屋の出来を除いて7~8割はタイアで乗り味を作り、残りがサスペンションだと思います。