R1300がもっと乗りやすく!新開発LTDスプリングで30mmローダウン
1. 導入:R1300シリーズのローダウン需要と問題点
BMWのフラットツイン・ボクサーエンジンを搭載したR1300シリーズは、重量バランス自体は低めながら、左右に張り出したエンジン形状の影響で停車時の取り回しに不安を感じる方が多いです。身長160cm前後のライダーからは「足つきの悪さよりも、支えづらさに不安がある」という声をよく耳にします。
今年の春、当社ではLGNという手法で**80mm(8cm)**もの大幅ローダウンに成功しました。しかし、サスペンション脱着やサイドスタンド加工も含め、総額50万円前後とかなり高額に……。そこで、もっと手軽に30mm程度下げる方法がないか検討し、スプリング交換だけで可能にする「LTDスプリング」開発に着手しました。
写真のスプリングはオプション設定のスプリング塗装を施しています。
2. R1300シリーズ:足つき課題と“LTD”の狙い
2.1. LGNで8cm下げは可能だがコスト高
- LGN:サスペンション大幅分解&内部部品交換+サイドスタンド加工
- トータル50万円前後という負担感があり、気軽に依頼しづらい
2.2. スプリング交換によるローダウン(LTD)
- 目標:30mm前後のローダウン
- メリット:
- コストを抑えられる(LGNの半額以下を目指す)
- スタンド加工が不要なので安価にできる
- デメリット:
- 80mmのような劇的ダウンは難しい
- スプリングだけで足りない場合、最小限の加工を追加
当社ではこのLTDスプリングを「前後セット」で開発中。R1300用に専用設計することで、乗り心地を大きく損なわずに30mmダウンを狙えます。
3. スプリング交換で30mmダウンは本当に可能?
3.1. 試作&実車評価へ
現状、お客様の協力を得て実車で評価テストを進める予定です。結果次第で最終仕様を詰め、一般販売に向けた価格・納期を確定させる方針。
- 想定メリット:
- シート高が3cm下がるだけで、停車時の安心感がかなり向上
- フラットツインの張り出しがあっても、両足が届きやすい
- 純正ショックを大きく分解しないため、費用と作業時間が抑えられる
3.2. 最低地上高&保安基準
もともと地上最低公が高いR1300シリーズでは30mmダウンでも、車検において最低地上高9cmを割るリスクはありません。灯火類の高さ(ウインカーやテールランプ)も通常の範囲に収まるはず。
- 指定部品としてスプリング交換を扱うため、構造変更(車検証記載変更)も不要です。
4. 今後の展望:より選択肢が広がるローダウンプラン
- LGN:80mm近い大幅ダウン+内部部品交換 → 高額だが劇的な効果
- R1300.LTD(仮称):30mmダウン+スプリング交換 → 低コストで日常用途にも最適
R1300シリーズのオーナーは、足つき不安を抱えつつも「高価な改造には踏み切れない」という葛藤をお持ちかもしれません。そこでLTDスプリングを選んでいただければ、コスパ良く、ほどほどに下げられるプランが誕生するわけです。
5. まとめ&CTA
フラットツインのBMW R1300シリーズで、8cmも下げるLGNが話題になりましたが、「そこまで下げなくても良い」「コストを抑えたい」という声に応え、30mmダウンのLTDスプリングを開発中。
価格・納期はまだ未定ですが、一般販売開始に向けて実車テストを重ねる予定です。興味ある方は、ぜひ今後の続報をお待ちください。
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