街乗りでもTTx(FFX)の方が高性能かも知れません
ここ数年はツインチューブ型のTTx(FGではFFX)を数多く手掛けています。
街乗りでも高性能と思える点
TTxはサーキット用としてもてはやされていますし、サーキット向けの印象が大きいようです。しかし、このダンパーを街乗りに転用している当社としては一概にそうとも言えない、と感じています。
細かい理屈に関しては今後、時間を作り細部を説明してみますが、大きな利点を上げるなら「作動性が良い」事にあります。作動性が良いと何が良いのか?それは小さな路面の変化にも微細に対応できる点です。
それはなぜかと説明するなら、構造上ロッドを細くできるし、見た目よりも上下動するピストンが小さいので抵抗が抑えられます。ガスの圧力も低く抑えられるため、上記の作動性につながります。
自分のBT1100も多くのダンパーを経て、FGのFFXからこの度TTxGPを採用する事にしました。このダンパーを自分の車両で使い込んで各部の使い方をより深く学んで行きますので、お客様で設定のない車両だけれどもTTXを取り付けたいと考える方は一報ください。