Vストローム250 純正セッティング評価 ローダウンが走りの改善に直結する

はじめに

本稿では、スズキ V-ストローム250の純正サスペンションが抱える課題を洗い出し、「足つき・快適性・オフロード性能」を同時に高める手順を解説します。動画で述べた内容をブログの記事改めて、前後バネの特性と調整ポイントを具体的に示しました。

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純正サスペンションの課題

フロントが柔らかい

純正フロントフォークはスプリングが柔らかく、軽いブレーキングでも沈み込み量が大きい。そのため腰のある踏ん張り感が乏しく、余裕を持った減速が難しい。

リアが硬すぎる

一方、リアショックはイニシャルがきつく実際の調整範囲は0に等しい(最弱しか選べない)ため。細かい荒れた路面で衝撃を吸収できず、乗り心地が硬く雑という印象を与える。

症状と走行への影響

  • 前後姿勢が 前下がり → 低速でもフロント荷重過多
  • 細かいギャップで リアが跳ねる → グリップ低下・疲労増大
  • オフロード走行時、フロントがすぐ底付きし安定感を欠く

改善策と具体手順

フロント:スプリング強化

  1. レートを上げる
  2. 必要に応じ油面を調整し、底付きマージンを確保
  3. 減速時でも残ストロークを残し、路面入力を受け止める余裕を作る

リア:イニシャル調整/バネ変更

  1. まずイニシャルを最弱まで抜き、動きを確保
  2. それでも硬さが残る場合は LTDで調整幅を広げる
  3. 1〜2で車高と踏ん張り感を微調整

3つの効果が同時に得られる理由

  • 足つき向上:リアが沈み、フロントを適度に上げることでシート高が下がる
  • 快適性向上:前後が水平となり、衝撃を余裕を持って吸収
  • オフロード性能向上:前後荷重移動がシームレスになり、タイヤ接地感が増大

身長165cm、体重70Kgのわたしだと、LTDで両足踵まで着きました。

まとめ(相談 CTA を含む)

V-ストローム250は素性の良い車両ですが、フロントを硬く・リアを柔らかくという基本方針で調整すると、足つき・快適性・ダート走破性を一挙に引き上げられます。
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