クアンタムの延長エンドアイの提案
目次
- クアンタムの延長エンドアイの提案:NSRmini・NSF100用サスペンションの新たな可能性
- 弊社の延長エンドアイ導入による車高調整の自由度向上
- クアンタム製品のオーバーホール(O/H)や仕様変更にも対応
- 現代のレーシングバイクに合わせた最適なセッティング
- 価格
クアンタム製サスペンションは、NSRminiやNSF100のレーシングバイク用として高い評価を得ています。しかし、これらのサスペンションは製造時期が古く、現代の視点から見ると車高がやや低く設定されていることが多いです。この低い車高設定は、現代のタイアやバネ定数に最適化されたセッティングを追求するライダーにとって、十分な自由度が得られないケースが見受けられます。
例えば、STD(スタンダード)の車高が210mmであるのに対し、クアンタム製サスペンションでは213mm前後のものが多いです。この違いは一見するとわずかに感じるかもしれませんが、セッティングにおいては非常に大きな影響を与える要素となります。
1. 弊社の延長エンドアイの導入による車高調整の自由度向上
そこで弊社では、クアンタム製サスペンション用の「延長エンドアイ」をご提案いたします。この延長エンドアイを使用することで、車高を220〜225mmまで伸ばすことが可能です。これにより、現代のタイアやバネ定数に合わせたセッティングが大幅に自由になります。レーシングバイクにおいて車高調整はハンドリングに直結する重要な要素であり、この調整の自由度が増すことによって、よりきめ細かいセッティングが可能になります。
例えば、車高を上げることでバイクの前後バランスが最適化され、よりシャープなハンドリングやコーナリング時の安定感が向上します。また、乗り手の体重や使用するサーキットに合わせたバネ定数の変更にも柔軟に対応できるようになり、あらゆるシチュエーションで最適なパフォーマンスを発揮できるようになります。
2. 弊社での交換対応が可能
クアンタムの延長エンドアイの取り付けや交換作業は、弊社で全て対応可能です。ご依頼いただければ、経験豊富なスタッフが迅速かつ丁寧に作業を進め、理想的な車高設定へと仕上げます。サスペンションの調整は繊細な作業であり、確実な知識と技術が必要ですが、弊社では多くのレーシングバイクを手掛けてきた実績がありますので、安心してお任せください。
3. クアンタム製品のオーバーホール(O/H)や仕様変更にも対応
クアンタム製サスペンションをお使いの方で、車高調整以外にも問題やお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。弊社では、クアンタム製サスペンションのオーバーホール(O/H)や仕様変更にも対応しています。サスペンションは長期間使用することで内部のオイルが劣化し、性能が低下するため、定期的なO/Hが推奨されます。O/Hにより、サスペンションのパフォーマンスを新品同様に回復させることができます。
また、仕様変更により、サスペンションの特性をライダーの好みや走行条件に合わせて最適化することも可能です。バネ定数の変更や減衰力の調整など、あらゆるカスタマイズに対応しておりますので、クアンタム製サスペンションに関するお悩みがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
4. 現代のレーシングバイクに合わせた最適なセッティング
今回ご紹介した延長エンドアイの導入によって、クアンタム製サスペンションは現代のレーシングバイクにも十分に対応できるようになります。車高を適切に調整することで、タイアのトラクション性能を最大限に引き出し、サーキット走行時においても優れたパフォーマンスを発揮できるでしょう。特に、NSRminiやNSF100のような小排気量バイクでは、車高の調整が操縦性や安定感に大きな影響を与えるため、今回の延長エンドアイは重要なアップグレードとなります。
5. 価格
製品自体は45,000~50,000円です。長さにより価格は変動します。通常は7mmロングで220~223mm程度まで伸びる(ダンパー本体の長さにより誤差あり)ですが、更に伸ばす場合には10mm以上も選択できます。
まとめ
クアンタム製サスペンションの延長エンドアイを導入することで、車高の自由度が増し、現代のタイアやバネ定数に最適化されたセッティングが可能になります。弊社では交換作業の対応はもちろん、クアンタム製品のオーバーホールや仕様変更にも対応しておりますので、サスペンションに関するご相談はぜひお任せください。長年の経験と実績に基づいたサポートで、皆様の愛車をさらに快適で高性能な状態へと導きます。