タイガースポーツ800のハンドリングがかなり良い
タイガースポーツ800 × LGNローダウン ― 「舵角」がつくる気持ちいいハンドリング
リード文
トライアンフの タイガースポーツ800 は、ノーマルでも基本セッティングが優れているモデルです。
ただし、前後の車高バランスやバネレートにわずかな噛み合わなさを感じることがあり、
STDセッティングを微調整するだけでも大きく化けるポテンシャルを秘めています。
今回はLGNによるローダウンとスプリングレート変更によって、
その「素性の良さ」をさらに引き出し、“気持ちの良いハンドリング” を実現しました。
サスペンションの動きをご覧ください。
LGNローダウンによる変化
ノーマルでも悪くないハンドリングですが、
LGNでローダウンを行い、スプリングレートを調整することで車体姿勢がより整いました。
STD状態のリアショック
この“姿勢”が整うと、
・旋回の入りで自然にバイクが倒れ
・旋回中はフロントの接地感が明確に
・立ち上がりでは安心感を持ってアクセルを開けられる
という「ライダーの感覚にしっくりくる」挙動になります。
気持ちの良いハンドリングとは何か
私が最も重要だと考えるのは、舵角(ハンドルの切れ方) です。
バイクのハンドリングは、
- タイヤの特性
- キャスター角・トレール
- ステアリングダンパー
- 重量配分
…といった多くの要素で決まります。
今回、LGNローダウンを施したタイガースポーツ800が「仕上がった」と確信した理由も、
この舵角の付き方が非常に良かったからです。
舵角の付き方とハンドリングの関係
- 舵角が大きすぎる場合
→ 旋回中にフロントタイヤが横方向に押され、グリップが無駄になる - 舵角が小さすぎる場合
→ バンク角に対して旋回力が不足し、起き上がる力も弱く、
地面に吸い込まれるような恐怖感を覚える
特に舵角過少は不安感が強く、ライダーの信頼感を損なう要因になります。
今回の仕上がりでは、このバランスが非常に自然で、旋回中の一体感と安心感が高まりました。
タイガースポーツ800の素性の高さ
良いセッティングができた背景には、
LGNの効果だけでなく ベース車両そのものの設計の質の高さ があります。
この車両は正しくセッティングを引き出せば、
ライダーをしっかりと“走りの世界”に引き込んでくれる魅力を持っています。
お問い合わせ(CTA)
「ハンドリングって何だろう?」
そう思ったことがあるなら、一度じっくり話をしてみませんか。
私自身、まだ探求の途中ですが、
その疑問を少しだけクリアにできる話ができるかもしれません。
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