タイガースポーツ800のローダウンが完成

トライアンフ タイガースポーツ800 LGNローダウン ― Sportivo urbano(アーバンスポーツ)仕様が完成!

リード文

先日、作業途中の内容をお伝えした トライアンフ・タイガースポーツ800 のローダウン。
今回はその続報として、LGN仕様の完成と試乗インプレッションをお届けします。
足つき確認の動画も掲載していますので、実際の変化をぜひご覧ください。


開発で直面したちょっとした苦労

今回のローダウン開発では、部品寸法の余裕が非常にタイトな部分がありました。
特にリンク構造の一部は肉厚が 2mm 程度しか取れず、計算上は問題なくても「実際の強度」が気になる箇所。

そこで弊社では、実荷重試験を実施。
使用荷重の 2倍以上の負荷を16分間かけ続ける試験を行い、
変形や破損のないことを確認して強度を裏付けました。

テストに関する記事


サスペンションの印象と開発方針

● ノーマル仕様

  • フロント:適正なバネレートと長めのストローク
  • リア:二段バネ構成で、ストロークの長さに見合った設計
    → さすがトライアンフ、ベース車両の完成度が高いと感じました。

● ローダウン開発の方向性

ローダウンによりストロークは自然と短くなるため、
ロードスポーツとしてちょうどいいストローク領域になるよう、
バネレートを適切に調整。
さらに減衰力もダイヤルで微調整し、軽快さと安定性の両立を図りました。


LGN仕様の完成と走行フィーリング

完成したタイガースポーツ800 LGN仕様は、
まさに 「Sportivo urbano(アーバンスポーツ)」 と呼ぶにふさわしい仕上がり。

  • 街乗りで軽快かつ乗り心地が良い
  • 峠道でも安心して切り返しやバンクを楽しめる
  • 足つき改善により停車時や取り回しもラクに

実際にお客様にも試乗いただいたところ、
少し走っただけで違いが分かる。楽しく、乗り心地がいい。」とのコメントを頂きました。

トライアンフはベース車両の作り込みがしっかりしているため、
そこに適切なローダウンとサスペンションカスタムを加えることで、
街乗り〜ツーリング〜峠道まで、より快適に楽しめる仕様となります。


ローダウン量と足つきの変化

  • 下げ幅:シート高で 約50mm
  • お客様はローダウンシートを使用している
  • 下げ幅が十分に取れたため、今後は純正シートに戻す予定

実際の足つき感は、冒頭の動画をご確認ください。


価格と納期

  • 価格:車両預かり、サイドスタンド加工含め
    税込 約29万円
  • 納期:2週間程度
  • 試乗から戻ったお客様のお言葉は「価格に見合った下げ幅と走りの質」との事でした。

お問い合わせ(CTA)

トライアンフのローダウンは、660・800ともに豊富な実績があります。
足つきの改善だけでなく、
よりスポーツ性を引き出すローダウン」をお求めの方も、ぜひご相談ください。


※メーカー保証については販売店・ディーラーにより対応が異なります。購入店またはお取引先にご確認ください。

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