ツインショック用ローダウン”LGN.D”が完成 正式受注を開始します
ツインショック用LGNがついに完成! 足つきと走りを両立する新たな選択肢
2023年、ローダウンにおいて足つきの向上とハンドリング性能の向上という相反する要素を両立させたLGNを開発しました。そして2025年、ついにツインショック用LGNが開発を終え、正式受注を開始します。
ツインショックLGN開発の背景
ツインショックの車両は、一般的にリンク式を持たないため、シングルショックの車両と比べてサスペンションの設定がシンプルな一方で、調整の自由度が限られるという難しさがあります。そのため、ローダウンによる影響を考慮しながらも、しっかりとした走行性能を維持するセッティングが必要でした。
また、ツインショックの構造上、部品点数が多く、製作や調整の難易度が高いため、LTDでの経験を積んだ上で試作と改良を繰り返し、ついに完成に至りました。
ツインショックLGNの特徴
LGNは、従来のローダウン手法とは異なり、サスペンションの動きをリニアで自然な挙動にすることを目指して設計されています。
- 調整幅の確保:シート高の下げ幅は30~50mmまで対応
- スプリングと減衰特性の最適化:初期の動きは滑らかにしつつ、ストロークの深い部分ではしっかりと踏ん張るセッティング
- 走行テストの結果:LGNならではの旋回性能の向上と安定感を確認
さらに、フロントフォークが正立タイプの車両にも適合可能。倒立フォークとは異なるセッティングが求められるため、専用のチューニングを施し、最適なバランスを実現しました。
試乗インプレッション
実際に試乗を行った際、すぐにその性能の高さを実感しました。従来のLTDと比較しても、明らかにハンドリングのしなやかさが違い、路面追従性が向上しているのが分かります。コーナー進入時の安定感が高く、特に中高速域でのバイクの動きがスムーズになりました。
また、ローダウンしたことによるネガティブな影響(沈み込みすぎる、乗り心地が悪化する等)がほぼなく、走りの面白さを損なわずに安心感を向上させることができています。
価格と今後の展開
- ツインショック用LGN(LGN.D):税抜30万円(ショートサイドスタンド加工込み)
- LTDとLGNを組み合わせたLAT:税抜20~23万円
今後もさらに細部のブラッシュアップを進め、より完成度の高い製品として提供していきます。
ツインショック車両で足つきの改善と走りの楽しさを両立させたい方は、ぜひLGN.Dを体感してください!
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