機械の大幅な改造
超音波洗浄機が壊れ、その筐体が無駄になりました。
折角なのでこれを利用して新しい洗浄機を作ることとしました。企業秘密というほどのことでもありませんが、材料は手元にありましたので、それらを組み合わせて早朝の1時間ほどで完成させました。
以下で効果をご覧ください。
左の写真は汚れが残ったままにし、右はブラシでグリスを落としました。
次に、同条件で洗浄を行なった結果が以下の写真です。
こびりついた汚れがなかったこともあり、同じように綺麗な仕上がりになりました。
こちらは中心部分にグリスの強い付着が認められます。今はこの様な頑固な汚れに対して、次の対策を考えています。
シムの汚れもかなり落ちて、拭き取りが不要な程度まで洗浄力が向上しています。
メインピストンのシムも殆どの汚れが取り除けました。もう少し改善が必要ではありますが、合格ラインまではあと一歩といった具合です。
上記の改修、改善により納期が早くなるだけでなく、自動化により品質も大幅に向上させられそうです。特に手の届きずらい部品が多いフロントフォークに効果を期待しています。