2020年型R1のオーリンズフロントフォーク

 ガス加圧型のオーリンズフロントフォークを作業しております。

 2020年型のヤマハYZF-R1です。ホンダのCBR1000RR-Rのオーリンズも基本的な構造は同じです。CBRは左右で若干仕組みが違うかなり特殊な構造ですが、このR1はとても素直な作りです。

 オイルシールなどの消耗品を交換するだけでは、減衰力を生むダンパー本体のオイル交換になりません。ガスとカートリッジを抜きようやくダンパーのオイル交換が可能となります。しかもエア抜きに関しても機械を使わなければならない、一般のバイク屋さんでは手の出ない仕組みです。

 その手間がかかる分だけ、フロントフォークの動きは上質です。ZX-10RやGSX-R1000のSHOWA・BFFも同じガス加圧フロントフォークですが、動きが格段に良いと感じます。部品点数、重量と摩擦抵抗が増える事を許せるほどに良い動きをします。

 このガス加圧フロントフォークのO/Hを希望される方は相談ください。価格はオーリンズであれば消耗品を全て交換する内容でおおよそ10万円からとなります。

 

 

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