32のスウィフトに横乗り
一年ほど前に前後ショックをビルシュタインへと交換し、更に減衰特性を変更しつつ、ブレーキなどの設定も変更したスウィフトがありました。
仲の良いお客様の弟君が32のスウィフトに乗っているということで、先日の Maseratiの試乗に参加してもらうと同時に、スウィフトの横に乗せてもらい、前述の車両との差を感じるため試乗させてもらいました。
私が感じた印象を伝え、彼の印象を聴くところでは、基本的な車両特性、ダンパーなどが抱える問題点は共有できていました。やはりまともな感性を持った人間が揃えば、その意見も大きな差異は生まれません。
重量バランスを改善し、フロントのストロークを大きく増やせればかなり面白い車へと変貌させられます。
当社はダンパーを変更するのはお手の物ですが、四輪のサスペンションシステム全体を変更するのは、バイクとは比較にならない手間がかかるため、現実的ではありません。
そも、スウィフトにそこまでお金をかける方がいるのかも疑問です。そうは言っても理想は持ち続けたいので、可能不可能ではなく「こうなれば良いのに」との思いは常に考える必要があるはずで、その理想がいつの日が素晴らし仕上がりや、良い車との出会いを運んでくれると思います。