鈴鹿で得たもの

 昨日の鈴鹿選手権は結果こそ4位と8位でしたが、トップグループで一位を争っての4位であり、第二集団での8位は第一集団から付かず離れずで、トップグループの後姿を終始目視できるポジションでレースを終えることが出来ました。

 中野監督は、レース前から展開を読んでいたかのようなアドヴァイスをしていました。つまりトップ集団とからんだレース運びが課題であると。目標は目先の勝利ではなく、グラチャンでよい結果を得るための準備を日々積んでいるのであり、急いては事を仕損じると言いたかったのだと思いました。

 足廻りは、良い部分が見つかっても妥協せず、練習から予選ににかけて更に上を目指し仕様変更を施したのですが、結果は付いてきませんでした。ですが、この地道な失敗の積み重ねが、経験となり一番重要な場面で大切な判断材料となります。そこでも迷いと葛藤は存在しますが、「あの時やっておけば良かった」と悔やんでも仕方無いので、いま挑戦することが年末に大きな成果を得る糧にはずです。

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